2022年1月21日金曜日

TTP15のファンテスト使ってますか?気づかず故障している場合も割とよくあります

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


TechToolPro15には、様々なチェック機能が備わっています。

その中の1つに「ファンテスト」という項目があります。

これは、Mac本体の冷却ファンが正常に動作しているかどうかをチェックしてくれる機能です。

この冷却ファン、MacBookやMacBookProに搭載されている超小型のものなん
ですが、これが知らない間に故障している事がちょくちょくあります。

(私自身、2度も故障と遭遇しています。)

冷却ファンが故障していたとしても、Mac自体はいたって普通に動作しようとします。

実際、今の寒い時期ですと、冷却ファンがなくても、本体内部に極端に熱が
籠らなければ、何事もないように動作します。

ところが、プロセッサ負荷がかかった状態で放熱が多くなってきますと、本来
であれば冷却ファンが回って熱を排出する訳なんですが、これができない
状況が続きますと、CPUが熱暴走をしないため、自動的に速度を落としてしまいます。

それでも間に合わない場合、残念ながらOSはフリーズしてしまいます・・・

「最近、急にMacが遅くなったり、フリーズするんだよなー」といった場合、
ひょっとしたら冷却ファンが故障しているかもしれません。

そんな時は、TechToolPro15を使って、ファンが正常かどうかをチェックしましょう!

(万が一、冷却ファンに異常が見つかった場合は、早めの修理をおすすめします。)

TechToolPro15は、冷却ファンのチェックだけではなく、メモリテストやハー
ドディスクのテストなど、さまざまなテスト項目が搭載されていますので、
あなたがお使いのMacに異常がないかどうかを速やかにチェックすることができます。

「なんか最近、Macの調子がイマイチだよなー」

って時は、TechToolPro15でMacの総合診断を行いましょう!


 TechToolPro15(テックツールプロ)

 https://www.act2.com/ttp15



株式会社アクト・ツー

Software Product Team



2022年1月20日木曜日

1か月あたり「458円」で安心を手に入れる!

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回のタイトルからすると、どこかの保険会社のCMみたいですが、そうでは
ありません。

Mac環境の「安心」を手に入れるお話しです。

みなさんご存じのとおり、パソコンの世界にも人間界と同じように「ウイルス」
というものが存在します。

いわゆる「コンピュータウイルス」「マルウェア」と呼ばれている類のものです。

数も非常に多く、数万種類と言われています。

もし、Macがコンピュータウイルスに感染した場合どうなるかと言いますと、
分かりやすい現象ですと、


・OSが起動しない

・OSやアプリの動作が重くなった

・アプリが不安定になった

・ファイルが勝手に消えた


などなど、色々ありますが、中には一見何も変化がない状態でも、実際には
ウイルスに感染しているというような状況があります。

非常に危険なコンピュータウイルスですが、残念ながらMacOSにはこれら
ウイルスからMacを守る機能が標準では備わっていません。

そこで、コンピュータウイルスからMacを守るためのアイテムとして
「セキュリティ対策ソフト」があります。

数あるウイルスソフトの中で、私たちact2が皆様にお薦めするソフトは
「Intego Mac Internet Security X9」です。

Intego社は、長年Mac用セキュリティ対策ソフトをリリースしており、中でも
Mac Internet Security X9は超定番の老舗ツールと言えます。

歴史が長いだけあって、


・高いウイルス駆除率

・安定した動作

・OSへの影響が少ない
 (Mac Internet SecurityをインストールしてもOSの動作がもたつかない


といった特徴があります。

どれも「当たり前」のように見えますが、他社のソフトウェアでは、ウイルス
駆除率の低いソフトも存在しますし、ウイルス対策ソフトを入れたら「やたら
OSがフリースするようになった」「OS全体の動きが重くなった・・・」
という現象を引き起こすような、本末転倒なソフトもあります。

「Mac Internet Security X9」は、ただひたすら純粋に、あなたのMacを
コンピュータウイルスから守ります。


安心・安全、快適なMac環境を手に入れるためのツール、
それが「Mac Internet Security X9」です。


 Mac Internet Security X9

 https://www.act2.com/integostore


株式会社アクト・ツー
Software Product Team


2022年1月16日日曜日

iOSおよびiPadOSのAppプライバシーレポートを理解する

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 iOSおよびiPadOSのAppプライバシーレポートを理解す

(この記事は、2021年12月14日にKirkMcElhearn
https://www.intego.com/mac-security-blog/author/kirk-mcelhearn/
によってMacSecurity Blogに投稿された
Understanding iOS and iPadOS App Privacy
Reportの翻訳です)


iOSおよびiPadOS15.2の新機能の一つに、Appプライバシーレポートがあります。
お使いのiPhoneあるいはiPadで、どのAppが自分の位置情報、連絡先、あるいは
写真にアクセスしたか、どのAppがトラッキングするサービスとコンタクトする
ネットワークやWebサイトにアクセスしたか、などなどAppの動作を記録し、
過去7日間の記録の詳細を確認できるのです。


この記事では、AppプライバシーレポートをONにする方法とそこに表示される
データの見方を説明します。


■Appのプライバシー


Appleは、最近になってユーザのプライバシー保護を強化し、どのAppがユーザの
データを利用しているか明確にする情報を提供するいくつもの機能を公開
しました。まず最初の機能がAppleがそのApp
Storeに導入したAppのプライバ
シー情報です。macOS 11.1およびiOS
14.3が公開されて以降のすべてのAppの
アップデートで、次の画像のようにプライバシー情報を表示することが必須に
なりました。

https://developer.apple.com/jp/app-store/app-privacy-details/


こうした「成分表示」は、Appがどのような種類のデータを収集しているか
分かりやすくすることを目的としています。さらに、iOSおよびiPadOS
15.2
以降では、データがどのように使用されるかを確認することもできます。
この機能をONにするには、設定
 > プライバシー > Appアクティビティを記録を
開き、Appアクティビティを記録のスイッチを切り替えます。すると、お使いの
端末がレポートを生成するまで7日間必要である旨が通知されます。なお、
お使いのiOSあるいはiPadOSが15.2より古い場合、レポートは表示できず
データの保存だけが可能ですが、長くてあまり役に立たないログが保存される
だけなので利用はお勧めしません。


iOSあるいはiPadOS 15.2以降なら、設定 > プライバシー > Appプライバシー
レポートが表示されます。この機能をONにしてから数日経ったら、次の
画像のような情報が確認できるようになります。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy1.png


このレポートにはいくつかのセクションがありますが、いずれも直近の
7日間のデータを表示します:


データとセンサーアクセス:

どのAppが位置情報、写真、カメラ、マイク、そして連絡先などにアクセスした
かが表示されます。


Appのネットワークアクティビティ: どのAppがネットワーク(通常はインター
ネット)にアクセスしたか表示します。

メッセージやKindleがネットワークにアクセスするのは想定内ですが、上図
ではHigh
Riseというゲームが頻繁にネットワークにアクセスしていることが
わかります。App
Store、Safari、News、Twitterクライアント、
AmazonのPrime Video
Appなどの他のAppがインターネットからデータを取得
していることもわかります。


下にスクロールすると、次の図のようにさらに2つのセクションがあります。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy2.png


Webサイトのネットワークアクティビティ:

特定のWebサイトがよくコンタクトするドメインを確認できます。Webサイトは
開かれた際に複数のドメインからデータを読み込みますが、そうした多くの
ドメインは広告を表示していたり、収集したデータをトラッカーに提供して
います。Webサイトの隣の数字は、直近の7日間にすべてのドメインがコンタ
クトされた合計数を表します。ですので、この数字が大きいからといって
そのWebサイトがより多くのデータを収集していることにはなりません。
単により頻繁に訪問しただけということもあり得ます。この画像で上位のWeb
サイトは、私が定期的に訪問しているThe
Guardian newspaperで、次が
Amazon UK、the New York
Times、そしてGoogleとなっています。


例えば、The Guardianをタップすると次の図のようにさらに情報を表示します。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy3.png


この図では、私がtheguardion.comを51回訪問していることがわかるとともに、
The
Guardianがコンタクトしたドメインのリストも表示されますし、このWeb
サイトを訪問するために使ったAppも表示されます。例えば、リストに
Twitterrificがありますが、これはThe
Guardianの記事を表示するためにApp内の
リンクをタップしたからです。一方で、私がよく使っているThe
Guardian自身の
Appは、Appネットワークアクティビティリストには表示されているのに
なぜかここには表示されていません。


このリスト内のドメインの一つをタップすると、どのAppがコンタクトした
かがわかります。ほとんどの場合、SafariかほかのWebブラウザか、App内で
Webページを表示する機能を持つTwittertクライアント、RSSリーダ、あるいは
Webページを表示するなんらかの機能を持つほかのAppが表示されるでしょう。


そして、こうした情報は巨大企業が所有する特定のドメインについて調べ始
ると、より興味深くなります。例えば、私が14回訪問した
instagram.com
見ると(私はInstagramをSafariで見ています)、
connect.facebook.netを含む
複数のドメインにコンタクトしていることがわかります。そのドメインを
タップすると、次の画像のような情報が確認できます。


https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy4.png


connect.facebook.netは、ユーザがFacebookのプロフィールを使ってWebサイ
トにログインできるシステムです。Webサイトがこの機能を持っている場合、
必ずこのドメインにコンタクトします。上の図を見ると、Twitterrificおよび
SafariでそんなWebサイトを訪問しており、そうしたWebサイトがこのドメイ
ンにコンタクトしていることがわかります。
reductress.comが何か分かりません: このサイトを訪問したことがないので、
 このサイトから何かがWebページ内に読み込まれたのでしょう。ちなみに、
 設定
 > Safari > 詳細 > WebサイトデータからSafariのWebサイトデータも
 チェックしてみましたが、リストされていませんでした)


最もコンタクトされたドメイン:

お使いの端末が最もコンタクトしたドメインです。サードパーティのAppが
起動する際、そのAppを使う権利があるかどうか確認するために接続するドメ
インだと思われるiCloudドメインや
inappcheck.itunes.apple.comが表示されて
いるのは当然でしょう。このセクションには、個人情報やサブスクリプション
などを確認するために通信する多くのドメインが表示されます。



■これだけでは終わりません...


上のデータを見ると、トラッカーを含む多くのドメインがあることに驚くで
しょう。しかし、このすべてのデータは私がコンテンツブロッカーを使って
いた際の記録なのです。
(コンテンツブロッカーについては、この記事を参照ください:

https://www.intego.com/mac-security-blog/ad-blockers-the-good-the-bad-the-ethics/
試しにブロッカーをOFFにしてSafariでGoogle
Newsを開き、いくつかの記事を
タップしてみると、次の図のようにWebサイトネットワークアクティビティの
内容に違いが出てきます。


https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy5.png


単に1ページか2ページを読み込んだだけで、mail.co.ukforbes.com、英国
内のほかのニューズペーパーサイトが、50以上の、場合によっては100以上の
ドメインにコンタクトしています。
pagead2.googlesyncidaciotn.comを例に
とると、次の図のドメイン名の説明を読む限り、私のデータをプロフィールに
統合しているようです。

そして複数のWebサイトにわたって私のことをトラッキングしているのです。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/11/app-privacy6.png


上の図でわかる通り、6個の異なるニューズペーパーサイトが、広告を提供する
ためにGoogleが使っているこのトラッカーにコンタクトしています。



■Appプライバシーレポートからわかること


ここまでで説明したように、Appプライバシーレポートには多くのデータが
表示され、分かりにくい部分もあります。しかし、一つのことは明らかです。

コンテンツブロッカーを使うと、ユーザのアクティビティから収益を上げて
いる広告を販売する企業によるトラッキングは減るということです。Appleの
インテリジェント・トラッキング防止機能(IPP)機能はトラッカーをブロック
しようとしますが、まだ十分ではないということなのです。


Appプライバシーレポートを使えば、どのWebサイトやAppが最もユーザを
トラッキングしており、その行動に影響を与える可能性があるか知ることが
できます。コンテンツブロッカーやトラッカーブロッカーを使うことで、どこ
かの会社がユーザのアクティビティからプロフィールを構築することを防ぎ、
ユーザのプライバシーを強化することができるでしょう。

2022年1月14日金曜日

Snagitのチョット便利な機能をご紹介

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

Snagitの便利な機能の1つとして「クラウドライブラリ」が挙げられます。

これは、Snagitで作成したSnagitキャプチャーデータファイルを、アプリ

上からiCloudやGooleドライブといった、クラウドストレージにデータを

直接保存することが可能です。

一度保存先をクラウドストレージに設定しておけば、ネットさえつながる

環境であれば、どこでも自由にSnagitドキュメントを参照できます。

例えば、

「会社で仕掛り中のドキュメントを、自宅に帰ってから続きを仕上げたい」

といった場合でも、データをいちいちUSBメモリなどにコピーして、家に

持ち帰って・・・といった作業からも解放され、Snagitを起動すれば、どこ

でもスグに作成中のデータにアクセスできます。

また、データ管理が一元化されますので、「家のパソコンと会社のパソコンで

データの内容が違う!」といった問題もふせぐことができます。

いつでも、どこでも、自由に自分の作ったデータに自由にアクセスできる

「クラウドライブラリ」機能、是非お試しください!


Snagit(スナグイット)

 https://act2.com/snagit2022

 
株式会社アクト・ツー
Software Product Team


2022年1月11日火曜日

Snagitはまとめて購入が断然オトク!

こんにちは

いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


最強のスクリーンショットキャプチャーツール「Snagit」

社内資料作成や、お客様への説明資料作成など、ちょっとしたドキュメント

作成の際必ずといっていいほど必要となるのが

PC画面のスクリーンショットではないでしょうか。。

Snagitは、スクリーンショット取得に際して便利な機能を盛り込んだ強力な

ビジネスツールです。

簡単操作で思い通りのスクリーンショットが取れますので、ドキュメント作成

効率化が図れます。


特長】

 ■ スクロールしなければならない WEB ページも 1 枚に。

 ■ カーソルの動きもそのままに動画として保存。

 ■ 1 ピクセルも狂わず、キャプチャーエリアを自動 Fitting。

 ■ 3,000 以上の図形ライブラリがキャプションをヘルプ。

 ■ シェアメニューからメジャーなストレージやサイトへダイレクトアップロード。

 ■ クリップボードの履歴を自動保存、いつでも取り出しOK。


【こんな場面に】

 ●クライアントへのプレゼンに

 ●商品マニュアルとして

 ●社内のトレーニングマニュアルに

 ●あっという間に、クイック&リッチな動画ができる


しかも、会社などでご利用の際、まとめて5ライセンス以上お求めをご検討の

場合、ボリュームディスカウントが適用されます。

まずは下記サイトにアクセスいただき、お気軽に見積りリクエストをお送り

ください。


Snagit(スナグイット)

 https://act2.com/snagit2022


株式会社アクト・ツー

Software Product Team

 


2022年1月9日日曜日

iPhone、iPad、そしてMacでライブテキストを使う方法

明けましておめでとうございます。

旧年中はact2をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ただいまact2ストアではiPad mini プレゼントキャンペーンを実施中!

2021/12/27 - 2022/01/16(日)の間に act2.com にてダウンロードソフトウェア
にてお求め頂きましたお客様全員を対象に抽選で、iPad mini
(1台、64GB/Wi-Fiタイプ/刻印指定あり/色指定ご相談/お届け日未定)を
プレゼントいたします!
抽選結果は 1/17 に Web 上にて発表いたします。


さて本日は、act2ブログ日曜版として、Intego Tipsをお届けいたします。


iPhone、iPad、そしてMacでライブテキストを使う方法
(この記事は、2021年12月13日にKirkMcElhearn
https://www.intego.com/mac-security-blog/author/kirk-mcelhearn/
によってMacSecurity Blogに投稿された
How to Use Live Text on iPhone, iPad, andMacの翻訳です)


iOS 15、iPadOS 15、そしてmacOS

Montereyの便利な新機能の一つにライブテキスト(テキスト認識表示)が
あります。この機能は、画像内のテキストを文字列としてコピーできる状態に
変換するというものです。例えば、お使いのiPhoneのカメラを印刷された電話
番号に向けるだけですぐ電話をかけられたり、住所にズームしてマップで検索
したり、さらに看板の文字を対応する言語に翻訳することさえできます。


この機能は、macOSでもカメラではなく写真やスクリーンショットで使えます。
写真アプリケーションあるいはプレビューを開き、画像内のテキストを選択
してコピーできます。


この記事では、ライブテキストの使い方について説明しましょう。


■ライブテキストの動作


皆さんも光学文字認識あるいはOCRという言葉を聞いたことがあるでしょう。
この技術は新しいものではなく、長らく印刷物をスキャンして編集可能な
テキストに変換するために使われてきました。普通のスキャナで書類の何
ページかをスキャンし、その画像をOCRアプリケーションで処理すると、テキ
ストが選択可能なPDFファイルあるいは自由に編集できる単純な文字列に変換
されます。


ライブテキストも、そんなOCRの一種です。お使いのiPhoneやiPadのカメラが
画像内のテキストを検出すると、その旨を知らせる小さなアイコンを表示
します。利用したいテキストがある場合は、その部分をタップすることでカメ
ラアプリが変換したテキストを表示します。なお、ライブテキストを使うには、
iOS
15を搭載したiPhone XS、iPhone XR、あるいはそれ以降の機種が必要です。

(訳注:後述の通り、現時点では日本語の変換には対応していません。また、
ライブテキストを使うには、iOSおよびiPadOS端末では設定アプリの一般に
ある言語と地域で、macOSではシステム環境設定の言語と地域で、「テキスト
認識表示」をONにしておく必要があります。)


では、どのように操作するか次の動画で見てください。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/12/live-text.mp4


まず、カメラを本の内容に向けた状態でiPhoneを持ちます。文章をタップす
ると、カメラアプリがそのテキストを表示するとともに「コピー」や「すべ
てを選択」などのメニューも表示します(矢印をタップするとほかのオプシ
ョンが表示されます)。ここですべてのテキストを選択してからコピーすれば、
ほかの書類にペーストできます。


冒頭にも書きましたが、ライブテキストは特定の種類のテキストを探し、見つ
けた内容に合わせて利用可能なオプションを提示します。カメラを電話番号に
向けると電話をかけるためのオプションが表示され、電子メールアドレスをス
キャンすれば電子メールを送るか確認され、外国語のテキストであればほかの
言語に翻訳することもできます。現時点では、対応するのは英語、中国語、
フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、そしてスペイン語だけ
ですが、Appleはそのうちに対応言語を増やすと思われます。


■Macでライブテキストを使う


ライブテキストは、Mac上の写真にテキストが含まれていないか自動スキャン
します。お使いのMacで写真アプリケーションを開き、看板やTシャツに印刷
された言葉、スクリーンショット内のテキストなど、テキストが含まれている
写真を見つけてテキストをクリックすることで選択できます。例えば、私は
TVの型番をコピーする必要があったので、その写真を撮ってからMacの写真
アプリケーションで開いてテキストをダブルクリックすると次の写真のように
選択されました。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/12/tv.png


また、次の画像は、英国のコッツウォルドの小さな村にあるパブの正面にあった
飾り板を撮影したものです。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/12/plaque.png
このスクリーンショットでは、飾り板の背景が青いためにテキストが選択され
ている様子が分かりにくいですが、テキストのほとんどを選択して次のように
コピーすることができました。


The Bell Inn

was visited by the author

J.R.R Tolkien.

It has been attributed

as the inspiration for the inn of

The Prancing Pony

which features in

The Lord of the Rings


ライブテキストのOCR精度は、写真の品質に依存します。私の試験では、驚く
ほどに高い精度で、ボケた写真や遠くから撮影した看板のようにテキストが
すごく小さい場合を除けばエラーはほとんどありませんでした。


この機能は、iPhoneやiPad、そしてMacの写真アプリケーションでも使える
わけですから、カメラの使用中に一生懸命テキストを選択する必要はあり
ません。後で、写真からゆっくり選択すれば良いのです。


Macでは、写真アプリケーションの使用が必須でさえありません。Finderで
写真のファイルをダブルクリックしてプレビューで開けば、テキストを選択
するための同様のオプションが利用できます。例えば、次の画像はテキスト書類
内の電子メールアドレスですが、カーソルをテキスト上に移動すると点線が
現れるのでクリックしてコンテキストメニューを呼び出しています
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/12/email.png


ライブテキストは、少なくとも綺麗で鮮明な印刷物に対しては、もうスキャ
ナが要らないと感じるほど便利です。手紙や記事の写真を撮り、iPhone、iPad、
あるいはMacの写真アプリケーションで開けば、エラーなくすべてのテキストが
コピーできるでしょう。エラーがあったとしても修正は簡単ですし、十分に
OCR専用のアプリケーションに対抗できると思います。


株式会社アクト・ツー
Software Product Team