今回は、詳細設定オプションの基本 2 点について。
1 ) 時間を同期
もし MacOS X 側が認識している時刻と仮想マシン側が認識している時刻が異なっていたら、ファイル共有している場合に「新しいはずのファイルが古いファイルに置き換えられた」といった問題が起きかねません。時間の同期は重要な問題です。このオプションはデフォルトで ON になっていますので、そのままで使用してください。ホスト OS もゲスト OS もそれぞれ時間を取得に行きますが、この設定が ON になっていれば、ホスト OS とゲスト OS の時間が一致しているかどうかを、ゲスト OS の VMware Tools のサービスが監視してくれます。
2 ) 電源パススルー
このオプションもデフォルトで ON になっていますので、そのまま ON にしておくことをおススメします。この機能は Mac 本体の電源状態に関する情報を仮想マシンに知らせます。MacBook などの場合、バッテリーが残り少なくなると仮想マシンを自動的にサスペンドしてくれます。
次回はその他の詳細設定オプションについて見ていきます。
( MikiyaKato )