2015年8月6日木曜日

え?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)

まだまだ、暑い夏が続いています。昨日は今年2度めの土用の丑の日。そして、今日から、あの熱い戦いが繰り広げられる夏の甲子園大会が始まりますね。

そういえば、昨日は北海道の十勝で 37.1 ℃にもなったとか!?北の大地でもこんなことがあるんですね。

さて、今日は Mac を使う理由について考えてみたいと思います。 Mac が好きだという方はとても多いですし、私も大好きです。なんで大好きなんでしょう?どうして、好きだという方が多くなってきたのでしょうか?




Mac はとても便利です。 Mac はとても可愛いですし、道具としてもとても優秀なコンピュータです。 Mac 好きな方なら賛同していただけると思いますが、 Mac というのは Windows PC とは違い「ハードウェア」と「ソフトウェア」が一体で売られているというメリットがあります。これは Mac を使う上で大きなアドバンテージだという人も多いでしょう。では、どんな部分がアドバンテージなのか…を少し解説していきましょう。

普通の Windows PC の場合、さまざまな PC メーカーがありますが、どのメーカーも筐体(きょうたい:パソコンのボディのことです)はプラスティックやABSといった樹脂でできています。あのスタイルの良い純国産の VAIO ですら樹脂でできているボディですし(でも、 VAIO はかっこいいと思います)、安売りで有名なメーカーの筐体はヒンジ部分がすぐに割れたり、無駄にサイズが大きかったりするなど「使えればいいや」という程度のものが多く存在します。ただ、購入したパソコンは4〜5年も使うことになるので、最後には筐体もボロボロになりますし、2〜3年で壊れてしまうことも少なくありません。だから、「使えればいいや」と思って買ったパソコンが「使えなくなった」ということになってしまいます。

Windows PC の例(写真のものは実在していません)


Mac は、 iMac や MacBook シリーズなど、そのどれもがアルミニウムを筐体の材料として使っています。アルミニウムは樹脂に比べて高価であるというデメリットがありますが、質感や丈夫さなどをみると市販の Windows PC に比べ、あまりにも大きなメリットがあると感じます。触っていても安心感がありますし、なんといっても「道具」は丈夫で「使い心地」のいいものが良いのが当たり前です。

きっと、パソコンは動けばいいや、という方だとあまり気にしないことですが、実際に毎日使う道具ということになると、通勤カバンの中にパソコンを入れて、出張途中の新幹線の中ではパソコンを開き、プレゼン先でもプロジェクターに接続し、煩雑に扱うことも多くなってきます。そのため、樹脂製の弱い筐体だと、どうしてもすぐにボロボロになってしまいます。すると、道具に対しての親しみなどが薄れてくることもありませんか?

だから、私も Mac を使っています。Mac なら Windows PC の同等機種と比べても、性能が良く、筐体も丈夫です。そう、まずはハードウェアとして最高の能力を持っていると思っています。


そして、ソフトウェア。そう OS X のことです。現在、市販されている Mac には OS X 10.10 というバージョンのものが付属しています。これは昨年の10月に発表されたもので、シンプルな GUI は長年愛され続けてきたもので、性能や使い心地がさらに進化しています。まだ発表されて1年も経っていないこの OS X 10.10 ですが、 Apple はすでに次のバージョン OS X 10.11 El Capitan が6月のイベント「WWDC」で発表しています。 Apple ほぼ1年ごとに新しい OS を出していて、しかもそれを無料で配布しています。

だから、多くの人は便利で使いやすい OS X を使います。ただ、クラウド時代とはいえ OS X ではなく Windows で動かさないとならないアプリケーションも多くあります。Windows 用に作られたプログラムは、そのまま OS X では動きませんし、とくに仕事で使うアプリケーションやゲームなどの場合、 Windows の機能に大きく依存している場合があるので、 OS X 用に作成しなおすことは容易なことではないためです。

そうなると、趣味で Mac を使い、仕事では Windows を使うという二刀流という人が増えてくるのですが、みなさんご存知のように「 Mac で Windows を使う」ことはとても簡単にできますよね。その仕組みが Boot Camp (ブートキャンプ)です。


Boot Camp は Mac のストレージ(ハードディスクやSSDなど)に、Windows 用のパーティションを用意して、そこに Windows OS をインストールすることができる仕組みです。 Boot Camp 自体は無料で提供されていますので、 Windows OS だけを購入してくれば Mac を持っていれば誰にでもすぐに「 Mac で Windows 」が実現できます。Boot Camp はとても便利ですし、あの丈夫でスタイルの良い Mac を使いながらも、画面の中には仕事用の Windows を動かして仕事ができる…なんてことが可能になりますので、これをお読みの中にも Boot Camp を使っている方が多いと思います。

しかし、 Mac も Windows も使えて便利な Boot Camp なのに、使っているうちにとても不満に感じてくるところがあるのです。そして、その不満のおかげで、便利で使い心地の良い OS X を一切使わなくなったり、はたまた Mac で Windows を志半ばで諦め、あのにっくき Windows PC を新しく購入してしまうこともあるのです。

なぜか?

この続きは、また今度書きましょう。

» え?まだ Boot Camp を使ってるの?(後編: 仮想化環境ならこんなに便利)を読む

» え?まだ Boot Camp を使ってるの?(特別編:BootCamp から Parallels へ移行する)を読む

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2 件のコメント:

  1. MACはOSが新しくなっていくと本体ごと買い換えないといけなくなる。

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    1. そんなワケない。w
      2008年C2Dモデルでも、最新OSが走ります。
      動作も言うほど遅くない。
      Windowsだと2008年のモデルなんてゴミ以下でしょ?w

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