2022年5月1日日曜日

macOS Montereyに対応していないMacのセキュリティを向上させるためにmacOS Montereyをインストールする方法

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

act2ブログ日曜版~IntegoTips~をお届けいたします。

macOS Montereyに対応していないMacのセキュリティを向上させるためにmacOS
Montereyをインストールする方法
(この記事は、2022
年4月19日にJoshuaLong(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/joshlong/
およびJay
Vrijenhoek(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/jay-vrijenhoek/
によってMac
Security Blogに投稿された
How to Install macOS Monterey on Unsupported Macs,
for Security Improvementsの翻訳です)

セキュリティという点から見れば、実際に悪用されている脆弱性からお使いのMacを守る
ためには、常に最新のmacOS(
Mac用のオペレーティングシステム)を使う必要が
あります。


しかし何年も同じMacを使っている場合、Appleは旧式と判断したMacに対するサポートを
終了していきますから、お使いの
Macが最新のmacOSには対応できないということが
あるでし
ょう。

最新のmacOSが使いたいけれど、使っているMacをAppleがサポートしていないという
場合、処理能力、
システムの安定度、そしてAppleが提供するすべての機能を使うための
最善の選択肢は、最新型のMacに買い換えることです。
ただし、誰でもすぐに新品
ピカピカのMacが買えるわけではあり
ません。

では、お使いのMacに対するサポートをAppleが終了していても、最新で安全なmacOSを
使い続けることができるとしたら
どうでしょう?

■古いMacにもチャンスがあります

実は、古い機種のMacユーザにも希望があります。労力さえ厭わなければ、サードパー
ティによるオープンソースのユーティリティ
を使うことで、ちょっとした注意はあるも
のの、かなり古いMac
でも最新のmacOSを利用できるようになります。

まず、Appleによれば、macOS Monterey(macOS12.x)に対応する機種は次のとおりです:

MacBook(Early 2016以降)
MacBook Air(Early 2015以降)
MacBook Pro(Early 2015以降)
iMac(Late 2015以降)
iMac Pro(2017)
Mac mini(Late 2014以降)
Mac Pro(Late 2013以降)
Mac Studio(2022)

非公式にmacOS Montereyを実行できる機種は、次のような感じです:

MacBook(Early 2008以降)
MacBook Air(Late 2008以降)
MacBook Pro(Early 2008以降)
iMac(Mid 2007、ただし事前のCPUアップグレードが必要*)
iMac(Early 2008以降)
iMac Pro(2017)
Mac mini(Early 2009以降)
Mac Pro(Early 2008以降)
Mac Studio(2022)
Xserve(Early 2008以降)

*慎重な人にはお勧めしませんが、プロセッサをアップグレードできるなら、今や約15年
前のコンピュータとなるmid-2007
iMacを上記の非公式リストに含めることができます
( 
https://twitter.com/hashtag/security)。

この非公式リストの内容は、すごいと思いませんか? 多く人にとっては俄に信じがたい
ことだと思います。実際、特定の
機種では問題が起きることもわかっています。
詳細については、
OpenCoreLegacyPatcherが対応する機種のリストを参照ください
https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/MODELS.html)。

いずれにしろ、最新macOSを古いMacにどうやって対応させているのか不思議ですよね。
単純化して説明すると、古いオペレー
ティングシステムに含まれていたAppleのドライバを
を追加す
ることでより多くの機種のMacで最新のmacOSが実行できるようにする、
いわゆる“hackintosh”コンピュータと呼
ばれる方法と同様の技術を使っているのです。

AppleはmacOSのアップグレードからお金を取らず、新しいMacを売ることで莫大な
利益を上げているのですから、最新の
macOSを古いMacに対応させるために余分な労力を
費やさな
いというのは当たり前のことです。でも、一部の熱心な開発者たちは、Appleの
協力がなくても、古いMacで新しいmacOS
を実行できるようにするために自ら進んで
時間と労力を捧げてくれ
ているのです。

■パッチの準備

macOS
Montereyを使いたいけれど、お使いのMacが公式対応していないなら、次の一連の手順を
試す価値があります:


1)まず、Appleメニューを開いて「このMacについて」を選びます。開いたウインドウ内に
表示された機種名をメモしておき
ます(機種によっては表示されていないこともあるかも
しれません
)。次に「システムレポート」(あるいは「さらに表示」をクリックします。
開いたハードウェアの概要に「機種ID」が表示される
ので、こちらもメモしておきます。

2)これで使っているMacの機種が分かりましたから、使っているMacでOpenCore Legacy
Patcherが利用できるか、次の対応リストで調べてください
https://dortania.github.io/OpenCore-Legacy-Patcher/MODELS.html )。

3)データをすべてバックアップしてください。AppleのTime Machine
https://www.intego.com/mac-security-blog/time-machine-basics-how-to-keep-your-data-backed-up/

やIntego Personal Backup( 
https://www.act2.com/integostore)を使って“3-2-1”バック
アップ戦略に基づいてバックアッ
プを作成し、間違いのないバックアップを用意して
ください
https://www.intego.com/mac-security-blog/how-to-verify-your-backups-are-working-properly/)。

4)16GB以上の空き容量がある消去して良いUSBメモリ(あるいはUSB、FireWire、
Thunderbolt接続の
外付けドライブ)を用意します。高速な外付けドライブが理想的です。
できるだけ高速なほうが、macOSのインストーラをコピー
する際、そしてインストール中に
そこからMacを起動する際の時
間の節約になります。

5)次のサイトから最新のOpenCore Legacy Patcherをダウンロードします
https://github.com/dortania/OpenCore-Legacy-Patcher/releases)。必ず“GUI-Offline”版を
選んでください。


6)Bluetoothワイアレスキーボードおよびマウスを使っているなら、一連の作業中は
有線のキーボードとマウスを使ったほ
うが無難です。MacBookの場合は、ほとんどの
ケースで内蔵
キーボードとトラックパッドで問題ありません。

余談ですが、この記事で説明している手順とさらに詳細な情報は、OpenCore Legacy
Patcherサイトでも読めます。しかし、今回は私のCPUアップグレードされたiMac
(20-inch、Mid
2007)を使って実際にアップグレードを試した経験をもとにヒントを
書いていこうと思います。私のMacは、非公式に対応する
Macの中でも最も古い機種と
なります。Appleがサポートし
ている最も古いiMacの機種より8年古い機種です。
注意:
私はすでにパッチされたCatalinaからアップグレードしていますが、それは以下の
手順には影響しません。次の画面は、実は
OSX El Capitan 10.11.6を実行する別のMacの
ものです。El
Capitanは、私のiMacが公式対応する最後のmacOSバージョンでもあります。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2019/03/00-MyMacOS.png

普通はハードウェアをアップグレードする必要はありませんが、お使いのMacのメモリや
ハードディスクが交換可能で、そのような
作業に不安がないのであれば、RAMメモリは
お使いのMacに搭
載できる最大容量に増やし、ハードディスクはSSD(ソリッドステート
ドライブ)に交換しておくことをお勧めします。
そうしておけば、結果としてより快適に
Macを使えるでしょう。


言うまでもなく、このようなアップグレードで問題が起きてもIntegoや代理店が技術
サポートを提供することはありません。
必ず、<b>ご自身の判断と責任でアップグレードを
実行してくだ
さい。

これで準備が整いましたので、あとは実行に移すだけです!

■macOS Montereyを非対応のMacにインストールする方法

ここまでの準備が完了したら、次の手順に従ってmacOS Montereyに対応しないお使いの
MacにmacOS
Montereyをインストールしましょう。

1)USBメモリあるいは外付けハードドライブをMacに接続します(実際には、後の
手順で使います)。


2)前出の手順5)でダウンロードしておいたGUI-Offline版の“OpenCore-Patcher”Appを
開きます
。本当に開くか確認される場合は、「開く」をクリックします。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-logo-icon.png

3)Appのメイン画面で、「Create macOS Installer」ボタンをクリックします。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/04/OpenCore-Legacy-Patcher-main-menu.png

4)色々なバージョンのmacOSがリストされた新規ウインドウが開きますので、リスト
下部の方にある最新で、ベータではない(
non-beta)バージョンをクリックしてください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Download-macOS-Installer-window.png

5)選択したmacOSのバージョンがダウンロード開始します。ダウンロードが完了したら、
次の手順へ進むために“Instal
lAssistantを追加するため”に管理者のユーザ名とパスワードを
入力するように促されるでしょう。これで“
InstallmacOS Monterey”Appがアプリケー
ションフォルダにコピーさ
れます。

6)次に「Flash Installer」ボタンをクリックします。すると、前の手順でダウンロード
した“Install
macOSMonterey”を選択するように促されます。複数の選択肢がリストされる
場合は、リストからMontereyの最新バージョ
ンを選んでください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Select-macOS-Installer.png

7)USBメモリあるいは外付けドライブを選択するように促されます。複数の選択肢が
表示される場合は、選んだドライブが次の手
順で完全に消去されてしまいますので慎重に
選択してください。
後で同じディスクを使いますので、間違えないようにディスクの情報を
メモしておいたほうが良いでしょう。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Format-USB-menu.png

8)“OCLP-Helperが変更を加えようとしている”ため、管理者のユーザ名とパスワードが
再度要求されます(OCLPは
、OpenCoreLegacyPatcherの頭文字です)。この手順で、
お使いの外付けドラ
イブのフォーマットが許可されるのです。

「Creating
Installer」画面に記載されているように、お使いのデータを外付けドライブにコピーする
処理には長い時間がかかることが
あります。私の2007iMacでは、約90分かかりました。

9)処理が完了したら「Success」ダイアログボックスが表示されますので、「Return
to Main Menu」ボタンをクリックしてください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Build-button.png

10)「main menu」ウインドウで、「Build and InstallOpenCore」ボタンをクリックします。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Build-button.png

新規ウインドウが開きますので、処理を続けるために「BuildOpenCore」ボタンをクリック
します。


11)テキストのスクロールが停止したら「Build OpenCore」ボタンが「InstallOpenCore」
変わりますので、Install OpenCoreをクリックしてください。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Install-button.png

12)「InstallOpenCore」ウインドウで、前出の手順7)で選んだのと同じボリューム
(例えば、外付けドライブ)のボタンをクリックして
ください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Install-Select-Disk.png

13)次にパーティションを選ぶ必要があります。リストには、中央に「EFI」と表示された
ボタンが一個だけ表示されているはず
です。そのボタンをクリックして進んでください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Install-Select-Partition.png

14)“OpenCore Legacy
PatcherがEFIをマウントするために管理者権が必要”なため、管理者のユーザ名とパス
ワードが再度要求されるでしょう。
これは、次の手順で外付けドライブを準備するために
必要です。


15)しばらくすると、テキストが表示され、最後に「OpenCore transfercomplete」と
表示されるでしょう。これでお使いのMac
にmacOSMontereyをインストールする準備が
整いました。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Install-screen.png

16)いよいよMacに最新OSをインストールする時が来ました! ここから先へ進む前に、
この項目をよく読んでください。キーボー
ド上のボタンを押すときは、素早く押さなければ
なりませんよ。A
ppleメニューをクリックして「再起動」を選び、準備がよければ再起動を
クリックします。すかさずキーボードでOptionキ
ー(Apple純正以外のキーボードを使って
いる場合は、Alt
キー)を押し続けます。複数のドライブ選択肢が表示されたらOption
(あるいはAlt)キーを放し、矢印キーを使って青と白
のOpenCoreロゴが付いた「EFI
Boot」を選びます。選択肢を確定するために、ReturnキーあるいはEnterキーを押します。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Mac-boot-options-menu.jpg

次に、素早く矢印キーとReturnあるいはEnterキーを使って「Install macOSMonterey」を
選んで確定します。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/Install-macOS-Monterey-boot-menu-option.png

お使いのMacがインストールディスクから起動します。お使いのMacの発売年と処理速度、
そして外付けドライブの速度によって
は、この処理に数分がかかる場合があります。

17)お使いのMacが完全に起動したら、Time Machineから復旧, macOS Monterey
インストール,
Safari、そしてDisk Utilityという選択肢が表示されるでしょう。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/macOS-Monterey-Installer-main-window.png

「macOSMontereyインストール」を選び、通常通りにインストーラを実行します。
ディスクの選択を促される画面では、通常は「
MacintoshHD」という名称になっている
Macの内蔵ディスクを間違えずに
選択してください

18)しばらくすると、Macが自動的に再起動するでしょう。前出の手順17)の画面に
戻ってしまう場合は、Appleメニューをクリ
ックして再起動を選び、素早くOptionキーを
押してください
。この時も「EFIBoot」を選びますが、今回は次の図のように内蔵ハード
ディス
クが表示された「macOSInstaller」を選びます。これでオペレーティングシステムの
インストールが完了します。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/macOS-Installer-boot-menu-option.jpg

19)こうしてmacOSMontereyのインストールが完了したら、あとは数個の手順を残す
のみです。まず、外付けドライブを接続し続けなくて良いよ
うに内蔵ドライブを正しく
設定します。そのためには、
OpenCore-PatcherAppを開きます{手順2)で使ったファ
イルと同じファイルです
}。OpenCoreをビルドしてインストールしなければなりません
ので、
手順3)で触れたメインメニューから手順10)と11)を繰り返します。

20)手順12)で外付けドライブを選択していますが、お使いのMacにもよりますが多くの
場合でdisk0という名称の内蔵ド
ライブを今回は選択します。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Install-Select-Disk.png

21)手順13)同様に、中央に「EFI」と表示された選択肢だけが表示されているはずです。
このボタンをクリックします。


22)手順14)同様、“OpenCore LegacyPatcherがEFIをマウントするために管理者権限を
必要”
なので、管理者のユーザ名とパスワードの入力を求められます。これは、外付け
ドライブが接続されていない状態でも内蔵ドライブか
ら起動できるようにするためです。

23)手順15)と似たウインドウが表示されたら、テキストが表示されて最後に
「OpenCore
transfer complete」と表示されるでしょう。次の手順へ進む前に
Return to MainMenu」をクリックします。

24)メインメニューから 「Post Install RootPatch」ボタンをクリックします
(これは、お使いのMacに
Montereyを実行するために必要となる追加修正をインストール
します)。「Start
Root Patching」ボタンをクリックします。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/OpenCore-Legacy-Patcher-Post-Install-Menu.png

25)「Relaunch as root?」というメッセージが表示されたら、「Yes」をクリックします。
“OpenCore
LegacyPatcherが管理者として再起動するために管理者権限が必要”なため、
管理者のユーザ名とパスワードの入力を再度求められま
す。Appがメインメニューで
再起動しますので、手順24)を繰
り返します。その後、ステップ26)へ進みます。

26)「Patching complete」と表示されたら、次に「Please reboot the machine forpatches to take
effect」というメッセージが表示されるでしょう。再起動する前に、外付けドライブ
(あるいはUSBメモリ)のアイコンをデ
スクトップからゴミ箱へドラッグしてマウント
解除してください。
次にAppleメニューをクリックして「再起動」を選び、「再起動」を
クリックします。再度Option/Altキーを押し
続け、内蔵ドライブのEFIBootオプションを
選びます。

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/Mac-EFI-Boot-internal-SSD.jpg

これで終わりです! お使いのAppleがサポートしていない古いMacでもmacOSMontereyが
使えるようになりました!

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2099/04/macOS-Monterey-on-2007-iMac-redacted.png

■macOSのメジャーおよびマイナーなアップデートのインストール

今後、macOSのマイナーアップデート、つまりMontereyの新バージョンが公開されたら、
問題なくアップデートできるよ
うに次の手順を参照ください:

1)コンピュータ上の<b>重要なファイルをバックアップします(“パッチの準備”の項に
ある手順3)を参照}。余談で
すが、使っているMacが新しかろうが古かろうが、重要な
ファイ
ルがあるのなら定期的にバックアップしてください。

2)OpenCore-PatcherAppを実行してアップデートの有無を確認します。アップデートが
ある場合は、GUI-Offline版をダウンロード
します。

3)macOS Montereyアップデートは、「Applemニュー > システム環境設定 >ソフトウェ
アアップデート」で通常通りにインストールできるはず
です。

4)macOSのアップデートが適用されたら、前出の手順24)と25)の通りPost Install
Root Patchを再度インストールしてMacを再起動する必要があります。

新しいmacOSのメジャーアップグレードを適用する場合、つまり2022年6月6日に発表
されて2022年の秋に公開される可
能性が高いmacOS13にアップグレードする場合、まず
OCLPが対応するまで待つ
必要があります。次のメジャーなmacOSのバージョンに問題な
アップグレードするには、OCLPも対応してアップデートされ
いる必要があると考えられます。

インストールが正常に完了し、お使いの古いMacで最新のオペレーティングシステムが
使えるようになって感激したら、さまざまな
古いMacでもっと素早くアップデートを
試験できるように、
手元の古いハードウェアをOpenCoreLegacy Patcherの開発者たちに
寄付することも検討してください。


■補足情報

さて、対応していないMacでもmacOSMontereyを使えるようになったら、次のような
ことにも注
意してください:

●重要なファイルは、頻繁にバックアップしてください。対応していない環境でmacOSを
実行しているだけでなく、ハードウェア
自体も古くなっているわけですから、予期せず
データが失われる可
能性はどんどん高くなっていきます。書類を安全に保管するには、
AppleのTimeMachine
https://www.intego.com/mac-security-blog/time-machine-basics-how-to-keep-your-data-backed-up/)や
Intego Personal Backup( 
https://www.act2.com/integostore)を使って“3-2-1”バックアップ
戦略に基づき、有効なバッ
クアップを作成してください
https://www.intego.com/mac-security-blog/how-to-verify-your-backups-are-working-properly/)。

●Montereyのインストールに使った外付けドライブは、手元に保管しておいてください。
お使いのMacがmacOS
13のような今後に登場するmacOSのメジャーアップグレード
対応することはないのですから、将来のmacOSをインストー
するためにまた必要と
なるでしょう。


●OpenCore Legacy Patcherソフトウェアのアップデートを見逃さない方法として、
YouTubeのMr.
Macintoshチャンネルに登録
https://www.youtube.com/c/MrMacintoshBlog/videos?sub_confirmation=1)するのも
良い考えです。彼は、新しいOCLPのアップデートや
macOSのアップデートが出るたびに
動画を公開していますから
アップデートを適用する前に処理に不安があったり、事前の
注意
事項がないか確認することができます。

■レガシーパッチのコミュニティにようこそ!

おめでとうございます! お使いの古いMacにも最新のセキュリティアップデートが適用
きるようになりました。AppleがサポートするMac用にしか公開をしない、特定の機種に
依存したファームウェアのアップデー
トは適用できませんが、お使いのmacOSはこれまで
使っていた古いMac
OS Xのバージョンよりもずっと安全な状態です。

これからは、新しいmacOSが公開されるたびに、愛用するMacをまだしばらくの間は
現役で使い続けられるようにしてくれる次
のmacOSPatcherの公開が待ち遠しくなりますよ。

■お使いのMacは安全ですか?

Mac用のセキュリティソリューションを検討しているなら、ACT2の次のIntego製品
ページで機能や目的に合った製品があ
るかご確認ください:
https://www.act2.com/intego

株式会社アクト・ツー
Software Product Team