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2015年8月20日木曜日

え?まだ Boot Camp を使ってるの?(特別編:BootCamp から Parallels へ移行する)

» この記事はえ?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)の続きです。


東京も少しばかり涼しくなってきました。今朝などは半袖では少し涼しく感じるほどでしたが、皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか?

さて、昨日8月19日についに Parallels Desktop 11 for Mac がリリースされました。今回のバージョンアップもいろいろと盛りだくさんですが、さっそくサポートチームでも、その全貌をレポートしていますので、興味のある方は是非ともご覧ください

今回のバージョンアップで私が注目したのは Windows 10 への完全対応です。すでに発売が開始された Winodws 10 、注目機能もありますがやはり操作性や安定性などは 8.1 に比べてもかなり上がっていると感じています。そして、コルタナへの対応も注目です。まだ英語版 Windows 10 だけですがコルタナという Siri のような機能が Windows 10 でも利用できるようになります。


2015年8月10日月曜日

え?まだ Boot Camp を使ってるの?(後編: 仮想化環境ならこんなに便利)

» この記事はえ?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)の続きです

これを書いてる日は8月9日。何度「暑い」と繰り返したところで、涼しくなるわけではないですし、みなさんも「そんなの聞き飽きた」と思っているころでしょうが、実は8日は立秋だったので、そろそろこの暑さも峠を越してきたと思いたいですよね。

さて、2回に分けたブログの後半です。前回は Mac は大好きだけど、 Windows も使うことが多い人の場合、それでも Mac で Windows を使った方がいいよね、という話でした。

(前半を読んでいない方は、「え?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)」をお読み下さい。)

2015年8月6日木曜日

え?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)

まだまだ、暑い夏が続いています。昨日は今年2度めの土用の丑の日。そして、今日から、あの熱い戦いが繰り広げられる夏の甲子園大会が始まりますね。

そういえば、昨日は北海道の十勝で 37.1 ℃にもなったとか!?北の大地でもこんなことがあるんですね。

さて、今日は Mac を使う理由について考えてみたいと思います。 Mac が好きだという方はとても多いですし、私も大好きです。なんで大好きなんでしょう?どうして、好きだという方が多くなってきたのでしょうか?

2014年11月13日木曜日

2014年9月9日火曜日

2014年8月20日水曜日

【速報】パラレルス Desktop 10 最速インプレッション!




絶妙なタイミングで登場した「パラレルス Desktop 10」

現在、これを書いている私の手元にあるものはリリース直前の RC 版(Release Candidate = リリース候補版)。実際リリースされるものとそう違わないはずなので、これをもとにファースト・インプレッションをお届けしたく。

【コラム】Parallels 社のすばらしき仲間たち

2014 年 8 月 20 日
有楽町の外国人記者クラブにおいて Parallels Desktop  10 のプレス発表会が行われた。
満席で始まった発表会は、まずマーケティングマネージャーの K 氏の挨拶から始まり、そして、アジア・パシフィック統括 VP の E 氏による製品説明、そしてプロダクトマネージャーの K 氏のデモへと進行し、盛況のうちに幕を閉じた。


2014年7月31日木曜日

【コラム】私が Parallels を使う理由



「Boot Camp はいちいち再起動しなければならないから仮想環境のほうがよい」というのは定番の話ですが、ちょっと切り口を変えて、自分の実態に照らし合わせて考察してみました。


2014年7月10日木曜日

【コラム】XP マシンをどう保存するか




蒸し暑い中に一筋の清涼感... ではなく、大型台風...
雨に濡れるくらいはしょうがないですが、困るのは交通機関の乱れですよね。
どうかみなさんがそんな場面に巻き込まれないことを心から祈っております。

2014年6月24日火曜日

仮想マシン( パラレルスで起動している Windows )のウイルス対策






今日のエントリーでは、「仮想マシンのウイルス対策」についてお話しましょう。

よく聞かれることの一つに、「仮想マシンは Mac の中の一つのファイルなんだから、どうして Mac のウイルス対策ソフトで検出・駆除できないのか?」というものがあります。

なぜ、それができないかというと、Mac OS には Windows OS の仕組みがわからないからなのです。それを言うと、さらにこう突っ込まれます。「Windows のファイル形式 FAT-16 や FAT-32 は認識できるじゃんか!」

しかし実はこれはお門違いな話で、ファイルフォーマットというのはデータを書き込んでいく番地システムのようなものですから、それは Mac OS にも理解できるわけです。ですから、FAT-16 で初期化されているハードディスクを Mac につなげばすぐに認識して使用できます。これは、Mac OS が FAT-16 というファイルの書き込み方を知っているからです。

ですから、仮想マシン自体のファイルをスキャンすることはできます。しかし、そこに書きこまれている意味をどのように解釈して判定すれば良いのかまでは Mac のウイルススキャンソフトには分かりません。

「Windows ウイルスも駆除できるって言うてるやんか!」という角度から、また攻められるのですが、MS Office のデータファイルのように明確にデータファイルとして存在するものはまだ判別しやすいのですが、Windows OS のシステム系のファイルになると、どこからがプログラムなのかさえ Mac のウイルスチェックソフトにはさっぱりわからないのです。

すると、どういうことが起きるのかというと、仮想マシンのファイルをスキャンすると、もしかすると何かのウイルスのプログラムコードと偶然に一致する部分があるかもしれません。しかし、それがウイルスプログラムであるという確証はどこにもないのです。

例えて言うなら、「道路は見えるけれど、標識を読めない」状態なのです。

「Windows ウイルスも駆除できる」というのは、Windows ウイルスが Mac 側に入った場合のことです。Mac のファイルシステムの中であれば、どこからが何なのかは判別できますから、ウイルスプログラムと合致するコードが見つかればそれはウイルスプログラムだと識別できるわけです。

Windows の仮想マシンには Windows 仮想マシン側でウイルス対策をする必要があるのはこうした理由があるためです。Microsoft 社は自らセキュリティツールとして Microsoft Windows Defender を無償で配布しています。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/products/features/windows-defender

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/security-essentials-download















配布当初は普及速度がまだ遅かったのですが、最近は 30% 以上の Windows ユーザが利用しているという統計も出ています。だんだん根付いてきたわけですね。

最後に、やっかいなのは「ゼロデイアタック(0 Day Attack)」と呼ばれるものです。どちらかというと、ネットワークセキュリティ側のことですが、最近は区別がつきにくいので、ついでに書いておきます。

つまり、ワクチンが開発されて配布されるまでの間、無防備な空白の時間帯に攻撃される問題です。いかに早く新種のウイルスを発見し、いかに早くそのウイルスに対応した定義ファイルを公開できるか、そこがウイルス対策製品の優劣の分かれ目と言っても過言ではないのです。

そして、次回はいよいよ本題である「既成概念を覆す Windows セキュリティの実現方法」をご説明させていただきます!もちろん、あなたのパラレルスで起動中の Windows に最適な方法です。

( MikiyaKato )

Parallels で起動している Windows に最適なアンチウイルスアプリ「ディフェンスプラットフォーム」詳細・ご購入はこちら







2014年5月20日火曜日

【コラム】パラレルスの BOX パッケージを act2 ストアで買う意味



私は基本的に、自分の友人知人であっても、「こういうのがあるよ」という話はするけれども、決して無理強いはしないようにしている。他でも販売されている製品なら「他でも売ってるよ」とそっけなく言うことにしている。それでうちのストアを選んでくれるかどうかを試すためでもある。

2014年3月3日月曜日

【Parallels 検証】iPad にこんなアイコンが!- Parallels Access



iPad で FileMaker Pro Advanced が!
iPad で Adobe PhotoShop CC が!
iPad で Windows の Excel が!

【Step-1】Mac に
Parallels Desktop 9 または
Parallels Desktop for Mac Enterprise をインストール

【Step-2】Parallels の環境設定で
Parallels Access をインストール

【Step-3】iPad に
Parallels Access をインストール

これだけで、リモートアクセスして、Mac OS の母艦に入っているソフトウェアを iPad から使えるのです。

さらに
【Step-4】Windows OS をインストールすれば、
Windows のソフトウェアも iPad で使えるんです。

なんて素晴らしい! iPad Air を買わネバ!


で、ちょっとだけ、手順を具体的に、解説しておきます:

【1】スタートアップ


まず、
Parallels の環境設定にて "Parallels Access agent for Mac" をインストール。



次に、
iPad の App Store から Parallels Access を検索/ダウンロード
そしてタップ(起動)します。


すると、画面が横置きになり、接続可能状態の Mac が表示されます。
ここでは右側にある MacBook Pro をタップして選択します。


接続中...(5 - 10 秒くらい?)


接続されてユーザを選択する画面になります。


ユーザーを選択してパスワードを入力します。


ログインが完了すると、いきなり、この画面です!
何を根拠に選んで来ているのかはわかりませんが、
だいたいよく使いそうなソフトウェアのアイコンが並んでいます。
この画面右下に小さな赤い四角形のアイコンがあります。(拡大すると見えます)
そのアイコンをクリックすると...


なんと、接続した MacBook Pro で起動中のソフトウェアの
サムネイル画面が表示されます。
せっかくなので、Windows 8.1 の画面を選択してみます。


Access の画面右側に表示されるツールバーのチュートリアル。
初回は、見ておいたほうがいいかもデス。


ガーン!これが iPad の画面!?
母艦の MacBook 側がフルスクリーン設定だったのでこちらもフルスクリーン。
これじゃあ、Win 8.1 のタブレットの立場はどうなる??
その存在意義を問うほどに、美しく、自然、かつ、なめらかで。。



【2】iPad のデスクトップに MacBook のソフトのアイコンを配置してみる


ログイン直後の画面の右上に「追加」という
リンクがありますので、それをクリックします。
すると、接続したマシンに入っているソフトウェアの一覧が表示され、
iPad 画面に表示したいものを選んでいってください。


うひゃー、Adobe のフルアプリ、FileMakerPro、
Windows の Excel、PowerPoint、Word...
信じられない画面ですね。


【3】使ってみる

MacBook 側で起動済みのソフトをどんどん使ってみます


PhotoShop CC フルバージョン


FileMakerPro Advanced


Mac OS の Safari(ご愛嬌)


Windows 8.1 デスクトップ


Windows 8.1 Office Excel


という感じで、ほとんどストレスなく使えます。


【4】Mac のデスクトップ再現


MacBook のシステム環境設定を起動して
「Dock を自動的に隠す/表示」のチェックを外す。


このように、MacBook のデスクトップそのもの。
どのアプリが起動しているかもわかる。


【5】Windows 8.1 の表示モード

これはちょっとおもしろい...


MacBook 側がフルスクリーンモードにしてあるので iPad でもこうなる。
さて、ここからどうやってスタート画面にもどるか?

方法を2つ見つけました。
1つは


ウインドウ下部の細いバーをダブルタップすると
上のショットのようなメニューが現れる。
ここで、「デスクトップで表示する」を選択。


すると、このようになり、左下にスタートメニューが見える。
これをクリックすればスタート画面に戻れる。


もう1つの方法は

そもそも画面左上にあるこのマーク(というかアイコン)
これをダブルクリックする。


すると、フルスクリーンモードから抜けて Parallels のメニューが使える。
ここで「表示」を Modality を選択すればウインドウモードに戻れる。
あとは同じ。



【6】コヒーレンスモードからの脱出

これもちょっとおもしろい。iPad から Windows を操作していて「コヒーレンスモード」に入ってしまった場合、どうやってもとに戻るか。最初はわからなくて戸惑った。
この方法は:


ランチャーでもろに Parallels Desktop を選択する。
すると、仮想マシンウインドウと Finder メニューが現れる。


Finder メニューの中に Parallels アイコンがあり、
そのメニュー項目の上から2つめが「コヒーレンスの終了」になっている。


【7】WiFi Off でも可能


WiFi を OFF にしてみた。


このように、動作にはまったく問題ない。
つまり、WiFi のない場所でも、各キャリヤの
データ通信でも実行できるということです。



ただ、時々、このように「インターネット接続が不安定」
となることがあるがごくまれだと感じた。
まあ、それは場所によりますね。
(このテストのために新宿を徘徊しました..)


以上、駆け足気味で実体験をもとにレポートしましたが、この先進性はご理解頂けたと思います。

そもそも Parallels Access(パラレルス アクセス)とは何なのか?

これはリモートアクセスの一種で、iPad を使って Mac を遠隔操作するものです。よくあるリモートアクセスでは、画面イメージだけを転送するため、相互の画面の解像度の違いなどによって、どうにもしっくりきませんが、Parallels Access はちがいます。
Parallels Access 自体が画面解像度の Justification やまたは iOS のユーザーインターフェイスをフル活用しているため、まさにヘビーなジョブとそれを操作するUIとを実にうまく分担させているのです。

- MikiyaKato


価格情報:
Parallels Access は年間使用料方式で 4,300 円/年です。
約30日ほどの Free お試し期間がありますので、ぜひやってみてください。
世界観が変わること間違いありません。


act2 による公式ページはこちら

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2014年2月12日水曜日

【Parallels 検証】 Netboot 時に Boot Camp を呼び出すには...




この件は、あるお客様からのお問合せ内容の一部を検証した時のものです。

そのお客様のご質問は;

Netboot と同時に、Bootcamp 領域にある Windows OS を呼び出せるか?

というご質問。すべてのクライアントマシンには Bootcamp パーティションを切って、Windows 7 がインストール済み(を想定)。このお客様自身、システム管理に携わっていらっしゃるようで、とてもお詳しく、ご自身ですでに相当いろいろやってみたが、どうも解決策が見つからない... とのこと。

いい加減な返事はできないので、少々お時間を頂いて、検証しながら解決策をさぐった。

まず、用意すべき Netboot 用のシステムイメージは、Mac OS 10.9 + Parallels Desktop 9 + Bootcamp から「読み込んだ」Window 7。(インポートした Windows 7 ではないところが論点
で、全く同じ構成のクライアントマシンを複数用意。

なぜ、「インポートした」Window 7 ではダメなのか?「インポートした」Window 7 であれば全く問題なく Netboot できる。その理由は、数百台のクライアントになった場合、インポートした VM(仮想マシン)ファイルの転送負荷を懸念している、とのこと。確かに一理ある。

使用した Mac OS X サーバも 10.9。






さて、実行してみると、たしかに、そのシステムイメージのもととなったクライアントマシンだけは問題なく起動し Bootcamp 領域の Windows を呼びこむが、それ以外のクライアントでは(全く同じマシン構成であるにもかかわらず)以下ののようなエラーが出る。






この場合、この Bootup process window を閉じて、通常の GUI から Bootcamp からの呼び込みを指定してやればもちろん起動できる。

この現象がなぜ起きるかを(開発陣にも確認したところ)そのシステムイメージのもととなっているクライアントマシンで Bootcamp を呼び込んだ際に、そのマシン固有の HD 情報を保持しており、ゆえに異なったマシンではそれが見つからずそこでプロセスが止まってしまう。というのが原因。(お客様の予想通り)




さて、問題は、これを回避する方法はあるのかどうか?
Parallels Command Line Tool でなんらかの Script を作成して対処できるかもしれないが、開発と検証にどれくらいかかるのかやってみないとわからない...

さてさてどうしたものか... と行き詰まっていたところにお客様から、「その方法ではなく、はじめから仮想マシンを作成しておく方向でまとまりました」というご連絡を頂き、やれやれ一安心。





Bootcamp パーティションを作成してそこに Windows を入れたい理由はわからないでもない。まず、Bootcamp 自体は無償である。つぎに、3D ゲームなどをガリガリやるのであればそのほうがパフォーマンスは良いことが多い。

しかし、そもそも Bootcamp と仮想マシンはまったく別物で、仮想マシンにしたほうが、
1)データの共有
2)Mac / Windows の切替に再起動しなくてよい
3)HD の許す限りいくつでも仮想マシンを構築できる
4)スナップショットにより、万が一 Windows に問題が出た場合のリカバリーが楽
5)仮想マシンはポータブルである
6)Mac アプリと Windows アプリをあまり意識せず同時に使える
など、利点を上げたらきりがない。


昔、アップル社から「Bootcamp のことを悪く言わないでちょーだい」とやんわり叱られたたことがあるが、決して悪く言っているのではないのです。そもそも別物ですから。

ただ、Mac で Windows を使うなら Parallels で仮想マシン化したほうが後々便利だろうということです。



さらに、以前のトピック【Parallels Tips】BootCamp から呼び込んだ場合と Windows 仮想マシンの起動時間 で報告したように、Bootcamp から呼び込むより仮想マシンのほうが起動が速いというデータも取れています。

株式会社アクト・ツーは、一括ライセンスの法人向けの Parallels Desktop for Mac Enterprise のディストリビュータとして、日夜、業務に励んでいます。

また、act2 ストアでは1リセーラとして Parallels Desktop 9 の新規パッケージ、乗換パッケージを「act2 サポート付き」で販売しています。(意外と知られていない(涙)

仮想化の世界は奥が深く、また、今後のさまざまなモバイルデイバスとの共存など、おもしろくなるのはこれからですね。

私はこの世界にどっぷり浸かって働ける喜びを噛み締めている今日この頃です。

(MikiyaKato)


Parallels Desktop for Mac Enterprise の詳細はこちら

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法人の方の一括ライセンスのご相談はこちら





2014年1月30日木曜日

【Parallels Tips】BootCamp から呼び込んだ場合と Windows 仮想マシンの起動時間




あるお客様の案件の関連で、BootCamp にインストールされている Windows を Parallels Desktop で読み込んで起動した場合と、Parallels 仮想環境上にインストールされた Windows 仮想マシンとでは、起動時間にどういう違いがあるか?をテストしました。

テスト環境は:


テスト環境 -------------------

iMac 
CPU:  2.5GHz i5
OS:  Mac OS 10.9.1
RAM:  4GB
HD (free):  345GB空き
Parallels:  Desktop 9
Windows: 7

---------------------------------

結果は:

A)Parallels で BootCamp 領域から呼び出した Windows の起動時間

1回目 44.4 sec. 
2回目 29.5 sec.
3回目 29.0 sec.

B)Mac OS + Parallels 上に構築された Windows 仮想マシンの起動時間

1回目 26.2 sec. 
2回目 20.7 sec.
3回目 19.5 sec.
4回目 19.4 sec.


この結果は、MacOS上の Parallels 仮想環境上に構築した仮想 Windows のほうが起動が速いことを示しています。

本来、Bootcamp と仮想環境とはまったくコンセプトが違うものですから、単純にこれだけでどっちが良いとは言えません。

ただ、Bootcamp は 単純に1個の PC を作るだけであり、Parallels の仮想環境はハードウェアとソフトウェアを切り離して、論理的に OS を(いくつでも)インストールできる環境です。

特に Mac と Windows を両方使いたい時には、Parallels 仮想マシンのほうが圧倒的に使い勝手が良いです。

例えば再起動しなくても Mac/Windows を切り替えることができる。Windows アプリを Mac の Finder 環境に一体化できる。Mac と Windows とでデータを共有できるなどなど。


ちなみに Mac を仮想化する方法には他にも VMware FUSION や Oracle VirtualBox などがありますが、act2 は昨年8月まで VMware FUSION を販売してきました。

現在は Parallels 製品を販売/サポートしています。

この背景には VMware 社との販売契約の終了という事情もありました。

確かに、コンピュータの仮想環境全体で俯瞰すれば、VMware 社か Microsoft 社が最も大きなシェアを持っています。

しかし、Mac OS の市場においては、世界的には Parallels 社が最も大きなシェアを持っています。

この理由を研究し、検証し、act2 は Parallels 社と提携する決断をしました。

特に iPhone/iPad の登場に牽引されて、Mac が企業や学校に採用される機会が急増している今、「Mac ソリューションで No.1 を目指す」act2 としては、Parallels 社製品は最強の選択肢でした。

Parallels Desktop 9 は個人ユースでシェアを確実に伸ばしていますし、今回、企業や学校向けに Enterprise エディションもさらに強化されました。

話がタイトルからずいぶん外れてしまいましたが、act2 では Parallels Desktop for Mac Enterprise の普及に邁進し、また、act2 ストアでは Parallels Desktop 9 をご購入いただけます。

Enterprise エディションをよりご理解して頂くために、社内に「act2 ラボ」を設置して公開し、その魅力をあますところなくご体験いただける体制も準備しています。