2014年7月31日木曜日

【コラム】私が Parallels を使う理由



「Boot Camp はいちいち再起動しなければならないから仮想環境のほうがよい」というのは定番の話ですが、ちょっと切り口を変えて、自分の実態に照らし合わせて考察してみました。




Boot Camp を使用している場合、いざ Windows を使おうと思って再起動しても、すぐに作業に入れないことが往々にしてあります。操作する前に「更新」を要求されるからです。

賢明な読者のみなさんならご存知の通り、Windows は更新が頻繁になされます。1週間も放置すれば、まず間違いなく複数の更新があるでしょう。結局、それらを終わってからでないと、Windows を使えない(使えなくはないですが最新の状態ではありません)ハメになります。

したがって私は、常時 Parallels で仮想 Winodws マシンを起動しています。そして、Windows には「自動更新」の設定をしておきます。実際に Windows を使っていない時、つまりアイドリング状態では仮想マシンによる負荷はほとんど感じません。このあたりは Parallels の技術力の高さがうかがえるところです。

こうすることによって、Windows になにか更新が生じたら勝手に即座に自動更新されるため、いつ Windows に切り替えても最新の状態ですぐに Winodws を使うことができます


"control + アローキー" 一発で、フルスクリーンかつ最新の状態の Windows に移れるのです。「これ、体験するともう Boot Camp には戻れないよね・・・」という声をよく聞くのもまったくうなずける話です。


ショートカット一発で Mac から
最新状態の Windows へ。


Boot Camp はタダですし、Apple 社が提供しているすばらしい技術の一つだと思いますが、使う際の、実態を考えた場合、Boot Camp のせいではなく Windows の事情によって上記のようなストレスがあることは否めません

人さまざまですが、もしかすると、私が Parallels を使っている一番の理由はそこにあるのかもしれません。アイドル時にシステムに負荷をかけない。そして Windows は自動更新されていく。よって Windows に切り替えた時すぐに最新の状態で使える。



また、仕事柄、会社で PDE を導入しています。PDE というのは Parallels Desktop for Enterprise の略で、パラレルスデスクトップのサイトライセンス版のことです。

これはただ単にシングルライセンスで複数のマシンで使用できるだけでなく、会社や学校での導入に適した機能が追加されています。

メリットとしては、やはり管理のし安さでしょうか。ライセンスキーを利用者の分だけ管理するのはシステム管理者にとっては大きなストレスです。

仮想マシンの一括管理。


また経理部門にとっても、資産計上して毎年減価償却処理をするのも大きな負担です。
PDE は毎年の使用料形式ですので、経理的には雑費や消耗品の扱いで処理することができます。

利用する現場においても、仮想マシンの有効期限をセットできる機能は、例えば期間限定で働いていただく派遣やアルバイトの方のマシンとして最適です。

Windows をいつでも最新の状態でサクッと使える Parallels、
会社のどの担当者にもやさしい Parallels。

会社や学校で、Mac を導入し、しかも Windows も必要だ、という場合には、Parallels が最適な選択肢だと思います。

- MK

Parallels(パラレルス)Desktop 9 for Mac 詳細・動画

Parallels(パラレルス)Desktop 9 for Enterprise Edition 詳細・動画