2015年8月20日木曜日

え?まだ Boot Camp を使ってるの?(特別編:BootCamp から Parallels へ移行する)

» この記事はえ?まだ Boot Camp を使ってるの?(前編: Windows 使うなら Mac で決まり)の続きです。


東京も少しばかり涼しくなってきました。今朝などは半袖では少し涼しく感じるほどでしたが、皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか?

さて、昨日8月19日についに Parallels Desktop 11 for Mac がリリースされました。今回のバージョンアップもいろいろと盛りだくさんですが、さっそくサポートチームでも、その全貌をレポートしていますので、興味のある方は是非ともご覧ください

今回のバージョンアップで私が注目したのは Windows 10 への完全対応です。すでに発売が開始された Winodws 10 、注目機能もありますがやはり操作性や安定性などは 8.1 に比べてもかなり上がっていると感じています。そして、コルタナへの対応も注目です。まだ英語版 Windows 10 だけですがコルタナという Siri のような機能が Windows 10 でも利用できるようになります。


これはどういうものかと言いますと………OS X のアプリケーション(例えば Pages や OmniGraffle など)を Parallels Desktop 11 で動いている Windows 上のコルタナで操作することが可能になるということなのです。ちょっと文章にすると長ったらしいのですが、コルタナを使って Windows 上にある書類を Mac にあるアプリケーションで開くことができるという、画期的な機能なのです。

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という、Parallels Desktop ですが、実は Boot Camp でも Windows 10 が利用できるようになったというニュースもありました。でも、 Boot Camp で Windows を使うことは「もう時代遅れじゃないの?」と感じるのは、いままでブログ(前編後編)で書いてきたとおりです。

さて、今日は Boot Camp から Parallels Desktop への移行方法を解説しようと思っていたのですが、 act2 サポートチームの作った FAQ にすでに Boot Camp で使用していた Windows の移行方法 が、丁寧な図入りで解説されていました(汗)。さすが仕事が早い…(自画自賛?(笑))



というわけで、今回のブログはここまで!

ではなくて、Boot Camp ではできないけれど、 Parallels Desktop ならできること。その中でも地味だけど、実は一番重要で便利なことを紹介しておきましょう。

Windows を使っていると、だんだんとCドライブの容量が足りなくなってきませんか?ドライブ容量が足りなくなってきたら、Boot Camp パーティションの容量を増やして対応するのが一般的です。ただし、 Boot Camp パーティションは自動的に容量を増やすことができず、Apple のサポートサイトによると Boot Camp: Windows パーティションのサイズを変更するには、以下の作業を行わないといけないらしいです。


  1. Windows パーティション上のデータをすべてバックアップします。
  2. Mac から Windows を削除するの指示に従います。
  3. お使いの Mac に Windows をインストールするの指示に従って、より大きいパーティションを作成します。
  4. バックアップしたデータを復元します。


簡単に4行で書いてありますが、これが何時間かかるのかはみなさんよくご存知の通り。すなわち1のバックアップには TimeMachine や Mac 用の便利なバックアップツールは使えないので、 Windows 用のツールを用意する必要があります。そして、2で Windows を削除し 3 でより大きなパーティションを用意して、バックアップしてあったデータをリストアする…

これは実に面倒臭い!もっと簡単にやりたくないですか?

そんなときに便利なのが、 Parallels Desktop です。 Parallels Desktop で Windows を仮想化しておくと、Mac からは1つのファイルとしてしか見えません。 Mac のボリューム容量に余裕があれば、このCドライブは最大2TBまで拡張することが可能です。


え?いま使ってる Mac の内蔵ボリュームはそんなに大きくないって?はい、私もそうです。私の使っている Mac mini なんて 512GB しかありません。

そんなときは、 書類 > Parallels フォルダに保存されている .pvm ファイル(ファイル名は仮想マシンの名前になっているはずです)を外付けのHDDやSSDなどに移動しちゃいましょう。そして、 Parallels Desktop からその外付けにある .pvm ファイルを利用すると 2TB なんて簡単に拡張できてしまいますね。

他にも便利なことはたくさんありますが、これ1つとっても  Boot Camp を使ってる場合じゃないということがご理解いただけるのではないかと思います。

Windows 10 を Boot Camp で使っている方は、この機会に是非とも Parallels Desktop に切り替えてみませんか?

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- Mac で Windows を起動する「もう一つの OS」Parallels の最新版 -




- act2 サポートサイトオープンしました! -

- Parallels Desktop 11 for Mac FAQ ページ -

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