それは 9 月 某日。
一通の E メールから始まった。
Mr.K へ
よかったらちょっと話をしないか?
-E より
Mr.E へ
OK. 日時と場所は?
-K より
まったく、そっけない。
これが初めて会う人とのやり取りかぁ...
と思いながら、さて、当日。
一通の E メールから始まった。
Mr.K へ
よかったらちょっと話をしないか?
-E より
Mr.E へ
OK. 日時と場所は?
-K より
まったく、そっけない。
これが初めて会う人とのやり取りかぁ...
と思いながら、さて、当日。
おかしなもので、いろいろな人に会っていると、だいたい 5 分もすればその人の人柄や度量がわかるようになるらしい。
お互いに口数は少なかったが、私は彼の人間力、仕事力、誠実さなどを十分に感じ、じゃあ、細かいことはまた近いうちに...とその場を後にした。
実にあっけない会談だったが、これが新しい act2 の始まりとなった。
Parallels Desktop for Enterprise...
実にあっけない会談だったが、これが新しい act2 の始まりとなった。
Parallels Desktop for Enterprise...
「企業に導入された Mac を対象に、仮想環境をコーポレートライセンス形式で販売する」。
まさに、私が「今」取り組みたい課題であった...
まさに、私が「今」取り組みたい課題であった...
それまで取り扱っていた FUSION は、今年の 8 月をもって販売を終了せざるを得なくなり、かなり傷心の日々を送っていた私にはとてもうれしい話だった。
しかし、一方で「なんと節操の無い...」という非難を浴びることは容易に想像できた。
それでも、私はこの道を選んだ。理由は 2 つある。
1つは、FUSION を扱っていた頃から Parallels 社の動向も注視していたが、製品の素晴らしさだけでなく未来に向けてのヴィジョンが実に的を得ていると思えたこと。
もう1つは、いずれにせよ、お客様に Mac の仮想化のソリューションを提供できないのであれば、act2 の価値が無いと思ったこと。
1つは、FUSION を扱っていた頃から Parallels 社の動向も注視していたが、製品の素晴らしさだけでなく未来に向けてのヴィジョンが実に的を得ていると思えたこと。
もう1つは、いずれにせよ、お客様に Mac の仮想化のソリューションを提供できないのであれば、act2 の価値が無いと思ったこと。
私が「節操がない」と非難されることを受け入れれば、それ以外のことは全くうまくいく。お客様にとっては良いことだ。
そんなわけで、このプロジェクトは始動した。
私は、自分の最後のビジネスライフの仕上げとして、このプロジェクトに全力を傾け、必ず成功に導く決意です。
どうか、見守ってください。
どうか、見守ってください。
(MikiyaKato)
後日、同社の CEO が来日し、プレスインタビューの日にお目にかかった。
天才的な人はどうしてこうも目が純粋で邪気が無いのだろう、皆、共通している。
またひとり、すばらしい人に巡り会えたことに感謝し、
その期待に応えるためにも精進する所存です。
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