今日の内容は、初心者に向けたMacのダウンロードフォルダの使い方についてです。
(この記事は、2022年11月1日にCraig Grannell(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/craig-grannell/)Kirk McElhearn(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/kirk-mcelhearn/)によってMac Security Blogに投稿されたA Newbie’s Guide to Using the Mac Downloads Folderの翻訳です)
クラウドとは、とても素晴らしいもののようです。Appleは、ユーザが書類をクラウドに保管するように誘導し続けています。macOS Sierra以降、他のMacやモバイル端末からもデスクトップと書類フォルダの内容にアクセスできるように、その中身を丸ごとiCloudに保管するオプションが提供されています( https://www.intego.com/mac-security-blog/how-to-use-macos-sierras-new-icloud-drive-features/ )。
この機能を使っているなら、家の形のアイコンとユーザ名が付いたホームフォルダは以前より使う頻度が減っているでしょう。しかし、そこにはダウンロードフォルダのような重要なフォルダがまだ保存されているのです。
■ダウンロードフォルダの使い方
ダウンロードフォルダは、Finderのサイドバーから簡単に開くことができます。サイドバーにある“よく使う項目”にダウンロードが見つからない場合は、Finderの環境設定にあるサイドバー画面を開き、ダウンロードをチェックしてください。あるいは、移動メニューからダウンロードを選んで一発で開くこともできます(Option+Command+L)。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/03/go-downloads.png
ダウンロードフォルダとは、言い得て妙な名前です。Safariでダウンロードしたファイルやメッセージからダウンロードした添付ファイルなどをMacが保管する場所であり、それ以外のアプリもインターネットやローカルネットワーク上の他の端末からダウンロードしたファイルを保管する場所になっています。なお、この設定は変更可能です: 例えばSafariでは、Safari > 環境設定を開き、一般画面にあるファイルの保存先でその他を選んでお好みのフォルダを指定できます。とは言え、ほとんどのユーザは変更する必要性は感じないでしょう。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/03/safari-prefs-1.png
多くのウェブブラウザでは、ダウンロードしたファイルを開くのは簡単です。Safariなら、最近ダウンロードしたファイルがリスト表示されるダウンロードボタンがツールバーに表示されています。リスト内の項目の横に表示された虫眼鏡ボタンをクリックすると、ダウンロードした該当ファイルがFinderで表示されます(消去ボタンをクリックすると、新たに何かをダウンロードするまでダウンロードボタンは表示されなくなります)。
■ダウンロードしたファイルの管理
ダウンロードフォルダは、何だかよく分からない要らなそうなものと必要なものでゴチャゴチャになりがちです。BandcampやAmazonなどから曲をダウンロードしてミュージックアプリに読み込んだとすると、ダウンロードしたオリジナルのファイルは重複していることになるのでもう不要な可能性が高いでしょう。でも多くの場合で、そのようなファイルが、これからもアプリのインストーラ、税務処理に必要な請求書のPDFコピー、あるいはその他のこれから中身をチェックしなければならない未読の書類などと一緒くたに保管され続けているのです。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2021/03/sort-by-size.png
そんなファイルを見分けるには、まずFinderの表示メニューからリストを選んでFinderの表示形式をカラム表示にします。その状態でサイズ列をクリックしてファイルをサイズで並び替え、サイズの大きなファイルの中から不要なものを見つけてゴミ箱へ捨てていきます。同様に、種類で並び替えて特定の形式の書類を探したり、日付で並び替えて何ヶ月も前にダウンロードしたファイルを探すのも良い考えです。
こうした作業が面倒に感じるなら、Hazel($42、Noodlesoft)のようなファイル整頓ツールを試すのも良いかもしれません( https://www.noodlesoft.com/ )。このアプリは、指定したフォルダ内の特定の種類のファイルをどのように処理するか多様なルールを設定できますが、ルールに沿って不要なファイルを自動でゴミ箱へ移動させることもできます。処理はバックグラウンドで実行されるので、何もする必要がありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿