2022年6月15日水曜日

TechToolPro 15.0.3がリリースされました

TechToolPro15のアップデートがリリースされましたので、お知らせいたします。

現在、TechToolPro15をご利用のお客様は、無償でアップデートが可能です。

「TechToolPro15」メニューから「アップデートを確認」を選んでいただきますと、最新版の15.0.4がご入手いただけます。

TechToolPro 15.0.4の更新内容は下記のとおりです。



・SMART チェックテストと TechTool Protection SMART 機能の SMART データ整合性を

 検証するための更新
・新しいバージョンの macOS をサポートするためにディスク速度ツールを更新
・ディスク速度ツールに動的ボリュームリストを追加
・[コンピューターテスト環境設定] にモデル識別文字列を追加
・その他の軽微な修正と改良

 
株式会社アクト・ツー
Software Product Team

2022年6月14日火曜日

Camtasia2022遂に登場!動画編集に革命を起こします!


Camtasiaの最新版2022が遂に登場!
シンプル操作で好評の2021から、さらにパワーアップして2022としてリリースされました。


・Camtasiaひとつで、すべてを完結

 画面録画から編集・仕上げ作業まで、これ1つですべての工程を完結できます。


・シンプル操作でありながら高機能

 主な編集操作はドラッグ&ドロップで行いますので、直感的に作業を進められます。

 Camtasiaの操作方法は直感的ですから、慣れるのに時間を要することはないでしょう。


・チュートリアルビデオで、操作方法をカンタンに習得

 はじめてご利用いただく方には、チュートリアルビデオで操作方法を習得していただけます。

 また、テンプレートも豊富に用意されていますので、操作にまつわるトレーニング時間は、最小限で終わる

 ことでしょう。


全世界3400万人を超えるユーザーにご利用いただいているCamrajiaシリーズ。

2022で新しく備わった機能に関しては、下記サイトより是非チェックしてください。


 Camtasia2022(カムタジア)

 https://www.act2.com/techsmith/camtasia


株式会社アクト・ツー
Software Product Team


2022年6月12日日曜日

iCloud Driveを最大限に活用する方法

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

act2ブログ日曜版~IntegoTips~をお届けいたします。

iCloud Driveを最大限に活用する方法(この記事は、2022年5月30日にKirkMcElhearn(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/kirk-mcelhearn/)によってMacSecurity Blogに投稿されたHow to Use iCloud Drive and Get the Most Out ofItの翻訳です)

MacあるいはiPhoneまたはiPadをお使いなら、ファイルをAppleのクラウドストレージサービスであるiCloudDriveに保管することができます。
ちなみに、このサービスは
プライバシーやバックアップ、写真やミュージックのクラウドでの同期など多様な機能を持ち、ファイルの保管はその一部に過ぎません。

iCloud Driveは、2台のMacを使っている場合に本領を発揮します
例えば、デスクトップフォルダおよび書類フォルダをiClou
dDriveに同期できるので、デスクトップMacとラップトップMacの2台のMacを切り替えてもさほど意識せずに仕事を続けられます。
さらに、そんな書類をiPhoneやiPadからも利
用できるのです。

この記事では、iCloud
Driveがどのように動作するのか、そしてこのサービスを有効活用する方法について説明します。

■iCloud Driveストレージを理解する

Appleのデバイスを買うと、5
GBのiCloudストレージが付いてきます。既にAppleのデバイスを持っている人が新たにデバイスを買っても、ストレージ容量は5GBのままで追加されるわけではありません。
ほとんどの人にとっ
て、この5GBは十分な容量ではないでしょう。
クラウドにiPhoneをバ
ックアップし、かつ写真を保管したらもういっぱいです。そこでAppleでは、iCloudストレージの容量を増やす複数のプランを販売しています。
現時点では次のような料金です:


50 GB: 130円/月
200 GB: 400円/月
2 TB: 1,300円/月

これらのプランには新しいセキュリティおよびプライバシーの機能が含まれているため、AppleはすべてのプランをiCloud+と呼ぶことにしています。
iCloud+では、iCloudプ
ライベートリレー、メールを非公開、HomeKitセキュアビデオに加え、電子メールで独自ドメインが使えます。
詳細については、Howto Use iCloud+, with Additional Security and Privacy Features, andMoreの記事
https://www.intego.com/mac-security-blog/how-to-use-icloud-with-additional-security-and-privacy-features-and-more/)も参照ください。

一握りのファイルを保管するためにiCloud Driveを使うなら、50GBのプランで十分でしょう。
ただし、iCloudストレージは
ほかの全てのiCloudサービスで共有されていることと、多くの人にとって写真ライブラリが容量の多くを消費してしまうことに注意しておいてください。
私の現在のiCloud
Driveストレージは次の画像のような状態です(お使いのMacでシステム環境設定 > AppleIDを開くか、iPhoneあるいはiPadでは設定 > Apple ID > iCloudを開けば自分の状態を確認できます):

https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/04/icloud-storage.jpeg

私の場合、200
GBの容量の半分以上を使用していて、ストレージ総量の1/3は写真で、約1/4は書類が消費しています。

■iCloud Driveの動作

iCloud Driveは、DropboxやOneDriveのようなほかのクラウドサービスと同様に動作します。MacにはiCloudDriveフォルダがあり、そこにフォルダやファイルを追加することができます。
iCloud
Driveは、FinderのサイドバーのiCloudの部分に表示されています。

Mac、iPhone、あるいはiPadのあらゆるAppがファイルをiCloud Driveに保管でき、iCloudDriveを使っているAppの書類用にそれぞれのフォルダが表示されます。
次の画像が私のiCloud
Driveにあるフォルダの例です:
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/05/icloud-drive-finder.png

Appのいくつかは、AppleのKeynote、Numbers、そしてPagesのようにMac、iPhone、そしてiPadのすべてで使えるものですが、iOS/iPadOS専用のAppもあります。
こうしたファイルは、Ma
cならFinderあるいは対応するAppから直接に開くことができます。
iPhoneあるいはiPadでは対応するAppから
開くことになりますが、場合によってはファイルAppからも開くことができます(後述)。

Macで作成したファイルをiPhoneあるいはiPad用のAppから開きたい場合、iCloudDriveを使えば、そのファイルを該当するAppのフォルダへコピーするだけですみます。
そういう使い方をする予定がないなら、単にファイルをiCloudDriveへ直接保存したり、Macに保存してあるファイルをiCloudDriveへコピーしても構いません。

■iPhoneおよびiPadのファイルAppを使う

ファイルAppを使えば、iPhoneあるいはiPadでiCloud Drive上のファイルを利用できます。Appを開くと、iCloudDrive、このiPhone/iPad内、共有、そして最近削除した項目などが場所に表示されます。
表示される内容は、
人によって若干異なるかもしれません。
「…」をタップして「
編集」をタップすると、お使いのデバイス上のほかのCloudサービスのトグルスイッチが表示されます。

iCloudDriveをタップして表示するフォルダを移動したり、検索フィールドにファイル名の一部を入力することができます。
場合によっ
ては、表示されているファイルが開けないこともありますが、それはMacからiCloudDriveに保存したファイルで対応するiOSあるいはiPadOS用のAppがないことを意味します。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/05/files-browse.png

■iCloud Driveにファイルを保存する

Macからファイルを保存する場合は、保存ダイアログの場所メニューをクリックしてiCloudライブラリオプションのいずれかを選択できます。

例えば、Numbersを使っているならiCloudのNumbersフォルダに保存するか、iCloudDriveを選んで特定のフォルダへ移動して保存先として指定することができます。
なおファイルを共有するためにiCloud
Driveに保存したい場合は、共有に使う特定のフォルダを指定してください。

FinderからiCloud Driveへファイルを移動したり、iCloudDriveからFinderにファイルを移動することもできます
AppleのAppであれば、ファイルを開いてファイルメニュ
ーから移動を選ぶことでファイルの移動先を指定できることがあります。
そのダイアログ自体は、上図の保存用ダイアログとほとんど
同じです。

iPhoneあるいはiPadでファイルを保存できるAppなら、iCloudDriveにファイルを保存できます(保存先として独自のクラウドストレージが用意されているAppもあります)。

■iCloud Driveからファイルを開く

iCloud
Driveからファイルを開く方法は、Appによって異なります。Macでは、Keynote、Numbers、あるいはPagesのようなAppは起動時に最後に使ったフォルダあるいはFinderのサイドバーに表示されているAppのiCloud
Driveフォルダのいずれかを「開く」ダイアログに表示します
ほかのAppでは、iCloud
Drive上のAppのフォルダ内のファイルをダブルクリックして開くことができます。最近編集したファイルの場合は、Appを起動してファイル > 最近使った項目を開くからファイルを指定できることもあります。

iOSおよびiPad
OSはファイルシステムを直接利用できないので、Appを開いてからファイルを指定して開くことになります。
iClooud上の
ファイルを利用する方法は、Appによって異なります。ただし使いたいファイルをファイルAppで探し、タップして開くことは可能です。

■複数のMacでファイルやフォルダを同期する

iCloud
Driveの最も重要な機能の一つは、Macのデスクトップフォルダおよび書類フォルダの内容をiCloudと同期することです
新しいMacを初めて設定する際にこのオプションが表示されま
すが、その際は無効にしていても後から手動で有効に変更できます。

この機能の便利な点はいくつかあります。デスクトップMacとラップトップMacなど2台のMacを使っていて、ファイルを常時同期させるのに十分高速なネットワークを使っているなら、どのMacを使っているかさほど意識せずに切り替えられます。
なお、
こうして同期されたファイルは、iPhoneあるいはiPadからもファイルAppを使って利用することができます。同様に、ファイルをicloud.comから使うこともできます。

同期を有効にするには、まずシステム環境設定 > Apple IDを開き、サイドバーでiCloudをクリックします。iCloudDriveの横のオプションをクリックするとiCloudに書類を保管しているAppのリストが表示されますので、ファイルを同期したいAppをチェックしておきます。ファイルをiCloudDriveに保管したくないAppのチェックは外してください。
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/05/icloud-documents.png

デスクトップフォルダおよび書類フォルダをチェックして完了をクリックすれば、該当フォルダ内のファイルがクラウドに転送され始めます。

こうして同期を開始する前に、iCloud Driveに十分な空き容量があるか確認しておいてください。
i
CloudDriveに保管したくない大きなファイルがある場合や同期する必要がないファイルがある場合は、書類フォルダから別の場所に移動させておいてください。
こうしたファイルは、ホームフォルダ(
ユーザ名が付いた家のアイコン)の最上位階層に新規フォルダを作って保管しておくとわかりやすくて便利でしょう。
例えば、Mac
上でWindowsやLinuxを使うために仮想化環境を使っていると、そのファイルのサイズは数十ギガバイト以上になります。iCloudの2TBプランを使っていない限り、そんなファイルを保管する容量の余裕はありませんし、そのファイルを別のMacでも使う人は稀だと思いますので、書類フォルダから別のフォルダへ移動させておく方が無難です。
また、
大きなファイルは同期に時間がかかりますから、作業が終わっても同期が完了するまでMacがスリープしないように見張っていなければなりません。

■iCloud Drive上のフォルダやファイルを共有する

保管したファイル自分が使っている複数のデバイスで利用する以外に、自分のiCloudDrive上のフォルダやファイルをほかの人と共有することもできます。

項目を共有するには、iCloud Drive上のフォルダあるいはファイルを右クリックし、共有 > フォルダ/ファイルを共有を選びます。するといくつかの選択肢が提示されます:
https://www.intego.com/mac-security-blog/wp-content/uploads/2022/05/icloud-share.png

iCloudDrive上の項目を共有する場合、ほかの人にリンクを送ることで、その人が該当する項目を利用できるようになります。
このリン
クは、メール、メッセージ、AirDropを使って送れますが、リンクをコピーしてそれ以外の方法で送ることもできます。
なお、
上図の私のmacOSの共有ダイアログのようにDeliveriesやTwitterrificなどほかのAppが表示されることもあります。

共有ダイアログには、以下のようなオプションも表示されます:

対象:
「参加依頼した人」を選ぶと、参加依頼した人だけが該当項目を使えます。
メニューをクリックして「
リンクを知っている人はだれでも」を選ぶと、該当項目は誰でも使える状態になります。
仕事で共有リソース用の
フォルダを用意したい場合はこの選択肢もありですが、その内容はあらゆる人が利用可能になるので注意が必要です。

アクセス権:
「変更可能」を選ぶと、そのフォルダを使える人なら誰でも共有用のファイルを追加したり削除できるようになります。
「閲覧のみ」
を選べば、ファイルは使えても変更したり削除することはできません。

「だれでもほかの人を追加できます」をチェックすると、該当項目を利用できる人がさらに別の人とも該当項目を共有できるようになります。

フォルダあるいはファイルを共有すると、Finderのサイドバーの共有に表示されます。
共有内の項目を右クリックすると、共有 
> 共有フォルダ/ファイルの管理を選んで項目を除去したり、共有を停止したり、ほかの人にリンクを送ることができます。

icloud.com上での共有ファイルやフォルダの利用や管理を含めたiCloudでのファイル共有の詳細については、次のAppleの記事を参照してください。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchl91854a7a/mac

iCloud
Driveは、クラウドにファイルを保管できるように最初からお使いのApple製デバイスに用意されている素晴らしい機能です
これまで有料プランを使ったことがない人は、自分の用途や環境
に合っているか実際に試してみることをお勧めします。多くの人が、DropboxやOneDriveよりもiCloudDriveの方が実用的だと感じるのではないでしょうか。

■お使いのMacは安全ですか?

Mac用のセキュリティソリューションを検討しているなら、ACT2の次のIntego製品ページで機能や目的に合った製品があるかご確認ください:
https://www.act2.com/intego

株式会社アクト・ツー
Software Product Team


2022年6月5日日曜日

IntelおよびM1 MacでWindowsを使う方法

こんにちは、いつもact2ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

act2ブログ日曜版~IntegoTips~をお届けいたします。

IntelおよびM1 MacでWindowsを使う方法

(この記事は、2022年1月
10日にKirkMcElhearn(https://www.intego.com/mac-security-blog/author/kirk-mcelhearn/)によってMacSecurity Blogに投稿されたHow to Run Windows on an Intel or M1Macの翻訳です)

Macユーザにとって、Windows用AppやWindows用ゲームのためにWindowsPCを用意するより、MacでWindowsを実行してしまった方が合理的な場合があります。
ちょっと前まで、MacでWind
owsを実行するのは比較的に簡単な話でした。
Windowsは
Intelプロセッサ用に開発されているため、Intelプロセッサを搭載するMacをWindowsで起動したり、仮想環境でWindowsを実行することが問題なくできたからです。

しかしIntelとは違うARMプロセッサの一種であるM1プロセッサを搭載する新しいMacが登場して、全てが変わってしまいました。
この記事では、Intel
MacでWindowsを利用する幾つかの歴史的な選択肢に触れてから、M1MacでWindowsを利用する方法について説明します。

■Mac上のWindowsの歴史

90年代、AppleとMicrosoftはプラットフォーム戦争を戦っていました。PC市場におけるAppleのシェアは微々たるものだったので、多くのMacユーザにとって、特にプロフェッショナル環境においては、Windows用Appを使うためにWindowsPCが必須でした。
仕事で特定のAppを使ったり、Window
s用ゲームをプレイするためにはWindowsPC以外の選択肢はありませんでした。
また多くのウェブデザイナ
が、Windows用ブラウザで問題なくウェブサイトが動作するか確認するためにWindowsPCを使っていました。

1994年になると、Appleは同じコンピュータで両方のオペレーティングシステムが実行できるMacを発売します。
PowerMacintosh6100には、必要ならWindowsからも起動できるだけでなく、モニタが2台あれば両方のオペレーティングシステムから同時に起動できるようにIntel80486 DX2/66プロセッサを搭載するPDS(processor directslot)カードが搭載されたモデルが用意されていました。
19
96 Power Mac 4400も、Pentiumプロセッサを搭載するPCIPC互換カードを利用することでWindowsに対応していました。

しかしSteveJobs氏がAppleに戻ってからはこの路線が継承されず、ユーザはエミュレーションソフトウェアを使うしかなくなりました。
1997年には、Mac上でWindowsをエミュレートできるVirtualPCをConnectixが公開しました
https://tidbits.com/1997/09/15/virtual-pc-slow-but-well-worth-the-wait/)。
速度は遅かったのですが、WindowsのコードをMacの
PowerPCプロセッサで実行できるように変換することでmacOS内でWindowsが実行でき、再起動も不要でした。
Ap
pleがIntelプロセッサを採用したハードウェアを発売するまで、長年に渡りVirtualPCこそがMac上でwindowsを実行するAppの代名詞でした。

■Intel MacでWindowsを実行

2006年にAppleがIntelプロセッサに移行すると、Windowsの実行は以前より簡単になりました。
Appleでは
、ユーザがMac上の専用パーティションにWindowsをインストールして必要に応じてWindowsから起動できるBootCampを公開しました。

ほぼ同時期に、macOS内でWindowsを実行できるため起動するオペレーティングシステムを切り替える必要がない仮想環境であるParallelsDesktopが公開されます( https://www.parallels.com/jp/ )。
1年後には、同様の機能を持つVMware
Fusionが公開されます( https://www.vmware.com/jp.html)。
現在も、この2個の素晴らしい製品がMac用Windows
仮想環境を提供しています。
ただし、それはMacがIntelプ
ロセッサで動作していればです(ちなみに、どちらのAppもLinuxのようなWindows以外のオペレーティングシステムや古いバージョンのmacOSなどを実行することもできます)。

Intel Macで使える選択肢としては、設定がやや複雑なVirtualBox(https://www.virtualbox.org/wiki/VirtualBox)、
そしてWindowsそのものではなく一部のWindows
用Appを実行できるCrossOver(https://www.codeweavers.com/crossover )も存在します。

こうした豊富な選択肢があるため、AppleがMacに独自プロセッサに採用してからも、Windowsを実行する必要があるユーザの一部、特に既に仮想環境を利用していたユーザはIntelMacを手放さずにいます。

■M1 MacでのWindowsの実行

AppleのM1 MacはARMプロセッサの一種を採用しているため、Windowsを実行するための選択肢にBootCampがありません。
Parallels Desktopは、M1 MacでWindowsを実行できますが、VMware
Fusionでは実行できません。
Parallels Desktopでは特別なWindowsバージョンが必要な以外
は、これまでのIntelMacと同じ手順でWindowsを利用できます。
Window
s Insider Previewプログラムに参加しているなら、PararellsDesktopが必要とするARM版のWindows 11がMicrosoftから入手できます
https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewARM64)。
このバージョンは公式リリースされておらず、現時点では無料
です。MicrosoftがARM版のWindows11を、このプレビュープログラム以外で公式リリースするかは不明です。

Parallels Desktopは、利用できる仮想RAMとCPUコアに一定の制限があるスタンダード製品で8,345円です。
Pro
editionは、9,818円/年です。常時使うなら、後者を選んだ方が賢明でしょう。
なお、Parallels
DesktopでのWindowsの実行には、DirectX12に対応しないなど制限がありますので、プレイしたいWindows用ゲームの全てをプレイすることはできないかもしれません

また、Windowsを含む複数のオペレーティングシステムをエミュレートするオープンソースのQemuを使うという選択肢もあります
https://www.qemu.org/download/#macos )。
Parallels
Desktop同様、ARM用Windowsを入手するにはWindows InsiderPreviewプログラムに参加しなければなりません。
Qemu
の設定は、Parallels Desktopよりもちょっとばかり面倒です
https://medium.com/techiepedia/running-and-benchmarking-windows-10-in-m1-mac-using-acvm-qemu-4d836805695d)。

最後に、CrossOverを使うことでWindowsオペレーティングシステムそのものではなく、主にゲームになりますがいくつかのWindows用AppをM1Macで実行することができます
( 
https://www.codeweavers.com/crossover/)。
使いたいAppにCrossOverが対応しているか事前に
確認しておいてください。

■Mac上のWindowsの未来

今後は、インターネットに高速接続していて、時々Windwos用Appを使うだけならば、Mac上でWindowsを実行する必要はなくなるかもしれません。
Macユーザのための未来のWindowsは、Webブラウザになる可能性があるからです。MicrosoftWindows 365 Cloud PCは、Windows体験を安全に「どのデバイスにもストリーミング」するとされます
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows-365)。
つまり、Mac、iPad、そしてiPhoneからでさえも
利用できるでしょう。
さまざまな処理がクラウドサーバで実行され
るため、Macの処理速度に影響がなく、ドライブのスペースも消費されません(ParallelsDesktopの仮想環境は、数十ギガバイトを消費します)。

現状、Microsoftはこのサービスをビジネス向けにしか販売しておらず、4,210円/月の費用がかかります
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows-365/business/compare-plans-pricing)。
基本的にクラウドサーバ上でWindowsの仮想インスタン
スをレンタルするのであり、他の仮想クラウドサーバ同様の費用を払うことになりますので、ときどきWindows用Appを利用するホームユーザやMacでWindows用ゲームをプレイしたいユーザ向けのソリューションではありません。
しかし、仕事で常
時Windowsを使っているなら検討する価値があるでしょう。

多くのMacユーザがWindowsを必要としてきた長い歴史があります。そ
れは、たった一つのAppのためだったり、Macに
対応しないゲームのためだったりします。
今やゲーム専用機が標準
となり多くのゲーム好きは専用機を使う時代ですが、それでもMacでWindowsを実行したいと思う場合があるでしょう。
そんなとき、IntelMacより選択肢は狭まるとはいえAppleの新しいM1Macでも、必要に応じてWindowsを実行することは可能なのです。

■お使いのMacは安全ですか?

Mac用のセキュリティソリューションを検討しているなら、ACT2の次のIntego製品ページで機能や目的に合った製品があるかご確認ください:
https://www.act2.com/intego

株式会社アクト・ツー
Software Product Team