2013年4月17日水曜日

【サポート記録】CentOS において control + space が効かない

画面ショット

これもまた興味深いサポート項目なので、記録として残しておきます。

「CentOS 仮想マシンにおいて、入力メソッドの切り替えができない」というお問い合わせを頂きました。本来ならば、control + space で切り替わるだろうと思われて当然なのですが、実際にやってみると Mac OS の SpotLight が開いてしまうのです。



これはそのキーアサイン(割り当て)が Mac ホストショートカットの SpotLight にデフォルト設定されていることに起因します。

それで、解決方法としては(上の画面ショットを見て頂いた通りなのですが)...

1 ) 「仮想マシン」メニューから「設定...」を選択します。
2 )  設定画面から「キーボードとマウス」を選択します。
3 ) 「キーボードとマウス」画面において、この場合は CentOS 用のプロファイルを作成しました(左下の + アイコン)
4 )  左下の編集アイコンから「プロファイルを編集...」を選択します。
5 ) その中の「Mac ホスト ショートカット」を選択。
6 ) その中に「Mac OS ホスト キーボードショートカットを有効化」というチェックボックスがあります。デフォルトでチェックが入っていますので、そのチェックを外します。

これによって、Mac ホストのショートカットが無効になり、従って control + space で SpotLight が開くことなく、CentOS の input メソッドの切り替えになります。(画面右下に Anthy が出ています)

たぶん、Fedora も同じだと思います。
仮想マシンって、おもしろいですね!