2013年4月16日火曜日
【サポート記録】MacBook から MacBook Air の移行
この件もたまたま私が担当した件であり、記録として残しておきます。
お客さ様(以降、Aさん)は、MacBook から MacBook Air へマシンを変えられた方でした。
新しいマシンを最初に起動してセットアップする際に
1 ) 他のマシンやドライブからアプリケーションとデータを移行する。
2 ) 他のマシンやドライブからデータだけを移行する。
3 ) 何も移行しない。
という、 3 つの選択肢がある。
Aさんは 1 ) を選択し、その結果、Mac OS 標準のメーラで支障が出たのだ。元々のマシンにはウイルスバリアが入っており、それの関係ではないかと、どなたか(某 A 社様)からアドバイスを受け、ウイルスバリアをアンインストールした。
しかし、状況は改善しない。それでまた(セキュリティはどうしても必要なため)ウイルスバリアをインストールしようとしたが、今度は「◯◯が上書きされますが続行しますか?」というメッセージ。どうにも状況が判断できず、お問い合わせ頂いたという例なのです。
結論から言うと...
1 ) を選択したことに起因していると思う。古い方の MacBook には様々なアプリケーションがインストールされており、それらが全て最新の Mac OS に対応しているとは思えないからだ。私も同様の経験をしたことが一度だけある。なんだか説明がつかないおかしな症状が出たのを記憶している。それ以降、 1 ) のパターンは行わないようにしている。
2 ) のパターンにおいては、システム自体はクリーンな状態なので、そこに必要なアプリケーションをインストールして、そしてデータをコピーする。
本当は、3 ) の「何も移行しない」のが一番安全ではある。
幸いなことにAさんはマシンを入れ替えてまだ 1 週間だったので、新しいマシンを初期化して、必要なアプリケーション(OS に対応していることを確認しつつ)インストールし、そしてデータをコピーすることをおすすめした。もちろん、ウイルスバリアについても同様に。
システムの移行は気を使うし、普段からのバックアップの状況によって、かかる時間が大きく異る。そのあたりのことは後日、「バックアップ」に関するトピックで述べたいと思う。
Aさんがうまくマシンを移行できて、Mac OS 標準のメーラが正常動作し、ウイルスバリアもちゃんといい仕事をしていることを祈っています。
( MikiyaKato )
【サポート記録】VMware FUSION + Windows 8 + VMware Tools
ウイルスバリア
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