論理的には、出力が 2,1A の USB ポートならば、500mA × 4 で可能のように思える。で、やってみた。出力が 2.1A の USB ポートに 4 ポートの USB HUB をつないで、4 台の iPhone またはスマホを同時に充電できるかどうか？（もちろん、それぞれの充電時間は長くなるけれど）
結果的に、3 台までは同時充電可能だが、4 台は不可能。
MiPow 8000 の写真は、30pin の別ポートがあるため、3 + 1 で 4 台同時は可能であった。
HyperJuice 2 だと、3 + 3 で 6 台同時が可能ということになる...
本来、USB ハブというものは「データ転送を主たる目的としている」ため、充電に重きを置くところに無理がある。データ転送制御用のチップが入っているし、すべてを充電に回すことができない。
だから、普通の 4 port USB HUB を充電のディバイダとして使うという発想自体に無理があった。
「ちぇっ」とつぶやきながら... 次の手を考えてみよう。
この発想の原点はとても単純で、例えば、友人と旅に出る、家族で遊びに出かける。写真にムービー、ナビ... iPhone もスマホも 1 日バッテリーがもつわけがない。帰り道はみんなスカスカ状態。そんな時、こうしてバッテリーをシェアできれば、とりあえず、みんな SNS くらいはできるでしょ。そんなところなのです。
（ MikiyaKato ）
★「実験：USB ４ ポートハブで 4 つのモバイルを同時充電できるか？」パート2
★今回のテストに使用したモバイルバッテリー
HyperJuice 2（ハイパージュース 2）
MiPow Power CUBE 8000（マイポー・パワーチューブ 8000）
