これまで Mac の仮想環境として VMware FUSION を使い、インストールする Windows OS は値段の安い DSP 版を購入してきた。
(DSP 版というのは、本来、自作機用に用意されたエディションで、つまり、マイクロソフトさんからすると、どんなマシンにインストールされるかわからないため、サポートを付けないということ、パッケージも簡易化することによって提供されてきたものである。act2 でも以前から DualBoot シリーズや All in One パッケージで採用してきたエディションだ)
うちのマシン... そういえば Window 8 の Preview 版のままだった... (-_-;
ゆえに、正規の Windows 8 をインストールしたいのだが、気になっていたことが一つあった。それは...
来年の1月までキャンペーン価格でアップグレード版が提供されており DSP 版より安いのだ... そんな話は聞いとらんぞー、と思いながら、はて、実際どのように行うのか興味がわき、自宅マシンはその方法でアップグレードを試みた。(会社のマシンは DSP 版をサクっとインストールして終わり)
マイクロソフト社の「お得にアップグレードしましょう」ページへいくと、なんと、ダウンロード版 3,300円という安さ!
いやー、いい世の中になったなぁと思いながら、考えたことは、そのインストール方法についてである。
まず、インストーラをダウンロードするのは Mac でもいいのかどうか?
これはダメです。
その理由は、まず、Setup アシスタントというプログラムだけがダウンロードされ、それは Windows の .exe 形式であり、そのマシンの環境を調べることが主たる業務だからです。ま、Setup アシスタント自体は Mac で落とすことができますが、そこから先は、その Setup アシスタントは Mac では実行できません。
よって、なんからの Windows 仮想マシンからその Setup アシスタントを実行することになります。
そこでセコい私は、古い XP 仮想マシンを最新の Windows 8 仮想マシンにする... ふふふ... と思ったものです。今思えばアホでした。
さて、これが正解だろう、と思い、はやる気持ちを押さえて、仮想マシンの XP を起動し、その中で Setup アシスタントを実行した。手続きは順調に進んた。最後にそのインストーラを即実行するかメディアに保存するかの選択があり、USB フラッシュメモリに保存することにした。
保存完了。3,300 円+ころがっていた USB メモリ(8GB) で Windows 8 Pro のインストール メディアを手に入れたのだー!
この時点でもまだ気付かない、本当にアホな自分...
...いや、あっちのマシンのあの仮想マシンから先に Windows 8 Pro にしよう。このライセンスはそっちに使おう。と思い、別のマシンの Windows 仮想環境を起動して、USB フラッシュ・メモリを挿入。FUSION が「これ、Mac 側、それとも Windows 側のどっちにマウントする?」と聞いてくるので「ういんどーず!」をまよわずクリック。
ファイルブラウザで確認できる... ふふふ... これでこの setup.exe を実行すれば、この仮想マシンは最新の Windows 8 Pro に昇格!するのだ。そうなるはずだった...
ところが
私: setup.exe をダブルクリック...
マシン:「64 bit 版のインストーラを使って下さい」
なに〜!.... ここへ来てやっと全てを悟ったドジな私。
そういえば、購入時に 32 bit 版か 64 bit 版かの選択がなかった... ダウンロード購入をしたのは 古い XP マシン。Setup アシスタントは、そのマシンに合わせて 32 bit 版を用意してきたのでした... よよよ...
すると結局このインストーラはそもそも 32 bit 仮想マシンにしかにしか使えないのか...
いらんわ、そんなら...
せっかく Windows 8 にするのに、いまどき 32 bit 版じゃ、気持ちが萎えるぜよ...
しかし買ったものは使わないともったいないので、当初購入した XP 仮想マシンにインストールをしよう、そう思った。
ところが、SCSI がどうのこうので、結局インストールできず。ま、これは私のマシン固有の問題で普通は問題なくインストールできるはずです。(くどいようですが 32 bit 版です)
そこで、次に考えたのは、64 bit の仮想マシンでダウンロードしたインストーラを 32 bit 仮想マシンに適用できるかどうか。いろいろ調べていると、DVD メディアがあれば可能と書いてあったりする...
ええい、ままよ。と、なかばやけくそぎみに挑戦。結果、DVDディアを作成するも、32 -> 64 はできませんでした。
だから、初めから DSP を買って、新規の仮想マシンを作成するのが一番。
hmmmm........................ コーヒーブレイクで頭を冷やそ。
結論:
『Mac 仮想環境を Windows 8 にアップグレードする際の最大の注意点』
それは、32 版の仮想マシンをダウンロードアップグレードしても 32bit 版の Windows 8 にしかなりません。
それなら DSP 版を買って、これまでの仮想マシンをそのまま維持したままに、新たに Windows 8 仮想マシンを構築したほうがいい。結局、こういう結論でした。
もちろん、64 bit の Windows 7 からであれば Windows 8 の 64 ビット版へアップグレードできますが。その場合、Windows 7 の必要度で決まると思います。Windows 8 が1つあればよい、ということであればオンラインアップグレードで良いでしょうし、まだ 7 は捨てられない、ということであれば、それに手を入れずに、DSP で新規仮想マシンの作成が良いでしょう。
くどいようですが....
32 bit 版の仮想マシンをオンラインアップグレードしても 32 bit 版の Windows 8 にしかなりません...
( MikiiyaKato)
あ〜つかれた...
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