駆け足で終わった CES 2013...
資料の整理もままならないまま、また日々の業務に戻った。
今回の CES が示した未来はなんだったのか？
Consumer Electronics Show...
いくつか記憶に残ったことを記録として残しておこうと思う。
まずは、Bluetooth 接続のスピーカとヘッドフォン、イヤフォンの多さが目立っていたこと。旧来のドック型はほとんどなかった。以前はドック型でも良かったのだが、今は Bluetooth で接続して、つまり、ワイヤードでもドックでもない、フリーな状態でなければならない風潮のようなことになっている。それくらい iPhone やスマホを日常的に（それが家であれ会社であれ）使うようになったことを意味しているのだと思う。もちろん、Bluetooth 自体の進化の貢献も大きいと思う。
スマートデバイスの進化はさらに加速されて日常に溶け込んでいくことは間違いない。
それから、カーアクセサリー。そして、ヘルスケア関連。最後にライフスタイル関連。
こうして考えていくと、全ては「何かの目的」にたどり着く。そしてそれは、音楽だったり、車だったり、ヘルスケアだったり、ホームエレクトロニクスだったり、つまり、今こここにある日常なのだ。
人は常に快適さを求める。終わりのない欲求だ。さあて、来年の CES あたりには、体内に埋め込むチップ型の何かが登場するかもしれない。テクノロジーの進化はますます加速されている。
問題はむしろ、受け手（ユーザ）である我々側になるような気もする。自分にとって必要なものは何なのか、自分が快適に思えるスタイルは何なのか。
私は数年前から会社のスローガンの一つとして...
Technology for Design.
と、言い続けてきた。デザインのための技術。
最後はデザインの勝負、になるような気がする。
（ MikiyaKato ）
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