2013年6月19日水曜日

強靭だった Android パッド





iPad に対抗して数年前に某社から登場した Android パッドデバイス。

まだ使えるから Android 4 にバージョンアップしようと思ったら、「この機種はもう対応していません」と購入店で言われた。となると...、仕方なく、データ消去 & 廃棄してくれる業者さん行きか...




どうせ、廃棄業者さん側でバラして原料的に分類するのだろうから、その手伝いも(?)兼ねて、強度実験をしてみることにしました。

屋内なら数メートルくらい放り投げてもビクともしない。むしろ、家具が傷つく。アスファルト上でも、普通に持っていて放り投げたくらいならなんともない。思っていた以上に強靭にできているようです。もちろん、衝撃時の角度などにもよるんでしょうけれど...

そこで、今度は、表面(ガラス面)強度をテスト。どの程度までなら耐えられるのかも。もちろん金槌で叩き割るのは簡単だろうけれど、それは日常ではちょっと想定しづらいシチュエーション...。手や拳で叩いてしまった場合、どの程度の耐久性があるのか?それが上の写真。





一度目はまったくダメージが無く、二度目でかなりの気合を入れ、冒頭の写真のようにガラス面にヒビが入った。その後、枠と裏面を剥ぎ取ったところが下の写真です。

いくつかの LSI とバッテリー。故に、偽物も作りやすい(?)のか。

ともあれ。
思っていた以上に遥かに頑丈で、当時は大切に大切に、高価な厚めのケースを付けていたのは何のためだったのか...「こんな丈夫ならカバーなんかいらんわ」と思った次第。

さらに言えば、例えば、真新しいスーツケースより傷だらけのスーツケースの方がかっこいいように、(生前のジョブズが言っていたように)本当は裸の状態で多少擦り傷がある方が COOL かも。この先、モバイル端末は、そしてそれを持つ人達のこういった感覚はどうなっていくんだろうか。

何年か後に、劇的に異なるハードウェアが登場して、また状況は変わるのだろうと思う。技術の進歩は楽しみでもあり、ある意味恐ろしくもある。

( MikiyaKato )

補足 : 
歩きながらのスマホ操作は控えましょう。それによる事故が本当に多発しているそうです。