2013年6月27日木曜日

実践 VMware FUSION その10(詳細設定ハードディスクバッファリング)



そもそもハードディスクバッファリングとは何か?

VMWare Fusion 8

一般に「バッファリング」という場合は、CPU と HD の間の I/O の速度差を少しでも緩和するために、その中間に RAM を入れることを言います。仮想マシンにも同様のことが言えます。割り当てられた CPU コア、ハードディスク領域、この間の I/O の速度差をいかに緩和するか?そのために実際の RAM  を使用します。ですから、それが機能している時は実際の RAM を少し多めに使用することになります。

さて、設定画面なのですが、以下のようになっています。






選択肢は

● 自動

● 有効

● 無効

この 3 つです。端的に言うと、

「有効」「仮想マシンのディスクパフォーマンスを最適化する」
「無効」「Mac OS のアプリケーションパフォーマンスを最適化する」

と考えて良いでしょう。

これらの設定は、仮想マシンごとにセットすることができますので、利用する仮想マシンの目的に合わせてセットすれば良いのですが、デフォルト値の「自動」を選択しておけば、VMware FUSION 側で最適な設定を選択してくれますので、通常はデフォルト設定のままで良いと思います。

( MikiyaKato )

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